2次試験のナゾ/じゅん

はじめまして。
タキプロ10期東京のじゅんと申します。
どうぞよろしくお願いします。

年代/性別:30代/男性
職種:メーカーで事業企画
受験歴:1次2回、2次3回
勉強時間:1次600時間、2次150時間(2017年~2018年の記録)
勉強方法:1次、2次共にTAC通信(2017年~2018年)
得意科目:情報

受験歴と受験のきっかけ

【受験歴】
・2012年9月~2013年8月
1次試験の勉強(TAC通学)→1次合格(経済36点→4点加算の救済を受ける)
・2013年8月~10月
2次試験の勉強(TAC通学)→本番、まさかの体調不良により不戦敗、モチベーションがた落ち
・2014年1月~2014年10月
2次試験の勉強(TAC通学) →2次不合格によりふりだしへもどる
・2015年4月~2017年6月
青年海外協力隊参加の為、勉強休止
・2017年10月~2018年8月
1次試験の勉強(TAC通信) →1次合格(法務36点→8点加算の救済を受ける)
・2018年8月~10月
2次試験の勉強(TAC通信) →2次合格

【受験のきっかけ】
私は2012年の勉強開始から、2018年の合格まで、足かけ6年間かかりました。
元々の勉強のきっかけは、入社から3年間が経過したが、自社の事しか知らずにこれからの社会人生活を送って良いものかという悶々とした思いがあったこと、また正直な所、当時社内に尊敬できる人がおらず、こうなりたくはないという反骨心もあり、軽い自己啓発の意味も込めて挑戦を開始しました。軽い気持ちが、結局ムキになり、6年間の長い付き合いになりましたが笑。

なお、私は受験歴の通り、1次足切りピンチに2回陥っています。更に体調不良で試験を欠席したり、勉強を休止している期間があったり、合格した今年の2次試験も、得点開示した所245点とそれなりにぎりぎりの点数だったりと、決して優等生ではありませんでしたが、このような立場の人間だからこそお伝え出来ることもあると思い、筆を執らせて頂くことにしました。初回は、受験生の皆さんもどのように勉強すれば良いか悩まれるであろう2次試験について、お伝えします。

2次試験のナゾ

とはいえ正直、合格した今も、未だに2次試験の合格基準が分かりません。回答が公表されていないのだから、ある意味それも当然だと思います。私も受験生時代、分からなすぎて、昨年の試験に落ちたら、養成課程に進むことも視野に入れていました。

また、2014年は約1年勉強しても合格出来なかった一方、2018年の試験は、9月に1週間ほど勉強が出来なかった期間もあった中で、約2ヶ月の勉強で合格出来ました。この経験から個人的には、勉強時間と合格可能性は2次試験に関してはあまり比例しないと考えています。(事例Ⅳの計算問題だけは別です)ただ、2次試験の勉強や解き方に関して、不合格の年と合格した年で大きく2点変えた部分がありました。

①勉強方法
不合格年と、合格年で実施していた主な勉強方法を以下まとめてみました。
【2014年】
・過去問10年分を複数回回転
・予備校の答練を複数回回転
・予備校の模試を3校受験
・毎日日経の春秋写経実施
【2018年】
・合格者答案の分析
・過去問3年分

少々脱線しますが、私は1次試験は「質より量」の勉強方法が向いていると考えています。回答も公表されており、また過去問と似たような問題も出題される為、回答を覚えるくらいまで問題をこなしていけば、知識の充足と得点アップが概ね正比例していく為です。

ただ、2次試験についてはそうは行きません。回答が公表されない事に加え、似たような設問もありますが、事例企業の状態は千差万別。よって正しく事例を理解したうえで回答しなければなりません。どちらかと言えば、「量より質」の勉強方法が向いています。しかし不合格時は、1次試験と同様の考え方で、過去問を10年分解いたり、日経の春秋写経も実施したりと、とにかく量をこなす事が目的になってしまい、2次試験の本質を理解出来ていませんでした。

その反省をもとに、合格年は不合格年に行っていなかった、「合格者答案の分析」を行いました。まず「ふぞろい」シリーズなどの書籍を使い、事例ごとの質問で、どのようなキーワードが加点されているかを最初の1ヶ月間で分析しました。この間は、自分で問題を解く事はせず、設問と高得点回答の関連性を理解しました。それにより、「採点者が求める回答」がどのようなものかを理解し、「満点ではないが大外しはしない回答」を短期間で作成する事が出来るようになりました。そして残りの1ヶ月で実際の過去問に取り掛かっています。回答を作成する上で、勿論ある程度の1次試験の知識は必要ですが、「採点者がどのような回答を求めているかを知るテクニックを身に着ける」部分も大きいのかなと思っています。

②回答作業
この部分に関しては、人によって向き不向きがあるかと思います。
【2014年】
・5種類の色分けしたマーカーを使用し与件文読解
【2018年】
・シャーペンのみで与件文読解

元々私はSWOTの視点や、設問毎の回答要素となりうるかどうかの観点で、与件文を読む際マーカーを使っていました。しかし、これはたまたまなのですが、TAC通信の講義の中で、シャーペン1本で解いてみろとの教えがあり、1度試してみたところ特に違和感なく回答することが出来ました。
むしろ、マーカー使用と比較出来たことで、これまでの私の与件文読解に、

・マーカーを引いた事で与件文の内容を理解した気になっていた
・与件文に彩りを与えたいだけだった
・マーカーを引いた箇所の解釈が間違っていたとしても、それに気付き辛かった

というデメリットがある事が理解でき、シャーペン1本に変えました。(シャーペン1本だと、マーカーを持ち換える時間も省略できます)与件文の読み込みや設問の解釈に苦労されている方は、あえて単純化することで、道が開けるかもしれないので、1度試してみてはいかがでしょうか。

さいごに

この試験は簡単な試験ではありませんが、試験範囲も広いと言えど決まっている為、諦めずに学習を続ければいつかは受かる試験だと思います。私の場合はブランクもあり6年かかってしまいましたが、もっと効率的に学習を進める事が出来るみなさんなら大丈夫です!その一助になれるよう、少しでも役立つ記事を書ければと思っていますので、これから1年間よろしくお願いします。

また、今年の2次試験こそ、合格!を勝ち取るため、タキプロセミナーや勉強会にいらしてください。または、Web勉強会で!

明日は、10期東京の「おーじ」さんの登場です。
お楽しみに!

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