事例Ⅱは「ターゲット設定」が重要です by しのちゃん
こんにちは、タキプロ11期のしのちゃんです。自己紹介ページはこちら。
今日は、事例Ⅱで大崩れしないための「ターゲット設定」についてお伝えします。
目次
コロナウィルスを言い訳にしないで
執筆時点の2020年3月29日、コロナウィルスの感染拡大による影響が、診断士受験にも出ています。タキプロ等による受験者支援イベント中止、私の出身予備校も一時的に授業休止(今は再開しているようです)となりました。
落ち着いて勉強しにくい環境と思いますが、後悔しないように、試験の準備をしていただきたいです。
今回は、事例Ⅱについて、私の知識や経験を書きます。
あなたの合格の確率を、1%でも上げられると嬉しいです。
私も、診断士1年目に積極的に取り組みます。
「事例Ⅱ」は、リスクが高い科目です
これは、通っていた予備校の講師がおっしゃっていたことです。
ここでのリスクは、「バラツキ」や「時の運」のこと。
実力充分なのに、不合格となる受講生が生まれる要因で一番多いのが事例Ⅱとのこと。
私の実感も、そのとおりです。
事例の特徴も分からずに受験した1年目がA判定。合格した今年がB判定。
模試の得点も、ばらつきが大きいのが事例Ⅱでした。
今回は、「事例Ⅱ」で「大崩れしない」ための、私の解答手順を紹介したいと思います。
「事例Ⅱ」が、リスクが高い理由
各設問の解答に、妥当なターゲットが書かれてないと、「0点」と採点される場合があります。これがリスクが高い理由です。与件文には、複数の、ターゲットとなりうる「潜在顧客」がちりばめられているので、「各設問」と「ターゲット=妥当な潜在顧客」の対応付けが正しくできれば、半分くらいの点数は確保できます。それを安定してやるのが、簡単ではないのですが。
特に意識していただきたいのは、事例Ⅱでは「ターゲット」を正しく選択して、解答に書くことです。(ターゲットを書かなくても、解答は書けますが、リスキーです。)
「ターゲット」を選択するための私の解答手順
私は、事例Ⅱでは、毎回、以下のような解答手順を行っていました。
①試験開始したら、問題用紙を破いて、メモ用紙を作り、3列10行の表を作成。
各列は「ターゲット」「属性(キーワード)」「段落」の列ラベルを書く
②与件には段落番号を書く
③与件を読み進める中で、ターゲットになりうる顧客は〇で囲んで、①の表にメモをとる
④各設問を、①の表に対応付ける。その後に解答を記入する
この手順のメリットは、ターゲットを一覧できるので抜けが防止できることと、各設問に理由をもってターゲットを割り付けられることです。
また、本試験中の緊張の中でも、固定した手順で処理ができるので、あせって、ターゲットを書かずに、解答を殴り書いてしまうことを防止できます。
私は慌ててパニックになりやすいので、時間対効果はあったと思います。
事例Ⅱの解答作成テクニックのご紹介
・解答フレームは「だなどこ」
「だれに」「なにを」「どうやって」「こうか」
を、解答に、この順番で書くと、多面的でわかりやすい解答になります。
Googleで「だなどこ 診断士」で検索してみてください。
・ターゲットは「デモ、ジオ、サイコ」
デモ=デモグラフィック
ジオ=ジオグラフィック
サイコ=サイコグラフィック
です。1次試験のテキストでも出てきたと思います。
これらの要素を明記すると、加点要素になる可能性があると思います。
・与件のワードを使う
ターゲットの呼称等には、なるべく本文の用語を抜き出して使用するといいです。
与件に基づいた解答をアピールするためです。
話は変わって、実務従事15日コースの経験談
私は、中小企業診断協会の実務補習15日コースを、2月~3月にかけて修了しました。
「楽しかった。」
15日コースはきついですが、以下のような、いいところも多くありました。
・同期のメンバーや、指導員の先生に恵まれたこと。
・グループメンバーの強みが分かってくる中で、連続して3社を診断するので、グループの成長が実感できること。
・(指導員の先生が所属されている)埼玉県中小企業診断協会のアットホームな感じを知ることができたこと。
これをお伝えしたく、最後に書かせていただきました。
次回は「いしーちゃん」です、お楽しみに!
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