【解答記述】設計してから「書く」!
おはようございます。
かれんじ@タキプロ4期生です。
9月もまもなく終了ですね。涼しい日が増えてきていて、季節の変わり目です。季節の変わり目と言えば「体調が崩れやすい」ということですこれから先の2次試験まで、体調管理は最優先事項です
外出先から戻ってきたときは必ずうがいをしましょう。不安であればマスクもしましょう!体調管理を崩してしまうと、勉強時間が削られますし、効率も下がります。風邪など引かぬよう、最新の注意を払ってください
■設計してから「書く」!
本日は解答を書く上で、私が気を付けていたことをお伝えします。2次試験においては、少ない時は15字、多いときで200字の文章を書かねばなりません。文章を楽に書くため、また伝えやすくするためにも、記述すべき内容を書く前に組み立てる(設計する)ことが重要です
機械設備、建設物、情報システムなど「モノ」を作るためには、設計→製造の順で行います。設計をないがしろにして、いきなり製造作業をすると「モノ」は作れません。作れたとしても不良品となってしまったり、効果的・効率的に「モノ」は作れません。2次試験の解答記述についても同様で、設計→製造の順で書くべきです。
設計といっても大それたことではなく、記述内容の「骨組み」を明らかにする程度のことです。実際に私が書く前に実施していた「設計」作業についてご紹介します。シンプルに大きく3つあり、それを組み合わせて対処していました。
■順接
文章にすると「AによりB」、「AだからB」となります。Aが因となり、Bが果となります。AとBがきちんと因果になっているか意識しましょう。
例文)
・「費用の削減により収益性が向上する」
・「公平感のある評価制度を導入したことにより従業員の意欲向上を目指す」
■並列
この場合「A及びB」「AとB」といった文章になります。AとBは同じレベル感であることを意識しましょう。
例文)
・「費用削減及び売上向上」
・「生産面と販売面」
■選択
並列と似ているのですが、「AまたはB」「AもしくはB」という文章になります。並列と同様にAとBは同じレベル感であることを意識しましょう。例文)
・「品質面または納期面」
・「内製化もしくは外注利用」
■「順接」と「並列」・「選択」の組み合わせ
解答を書く前に「順説」、「選択」、「並列」の組み合わせを整理してから、記述を開始しましょう。私の場合、単純なものであれば頭の中に思い浮かべ、ややこしいものは設問用紙に設計内容を記載してから解答を記述していました。
組み合わせの例
① 順接×2
文章にすると「AによりBとなり、Cになる」という感じです。
② 順接×選択
文章にすると「Aによって、BもしくはCとなる。」という感じです。
③ 並列×順接
文章にすると「AとBにより、Cとなる」という感じです。
■「設計」の効果
設計することにより、書くことが楽になります。記述内容の骨格が見えているので、悩まずにスムースに書くことが可能になります。そして、伝わりやすい文章になります。因果関係が明確になりますので、何を記述しているのか他人に分かりやすくなります。
さらに、字数の見積もりが容易になります。私の場合、上記の「A」「B」といった要素をおおよそ20字程度で見積もりしていました。字数がオーバーしそうなのか、不足しているのか見定めやすくなります。
もちろん、論理の飛躍には要注意です。順接であれば因果が繋がるのか、並列・選択であれば同じレベル感であるのかを意識しましょう。解答を作成してから1日後に再度文章を確認してみましょう。「すっと」文章が頭に入れば良いですが、因果関係が繋がっていない場合は「すっと」文章が入ってきません。1日おくことで、客観的に自分の文章を見ることができますので、是非お試しください。
私もブログは書いた後、1日おいてから見直しをしています。翌日に見ることで、直すところが見つかりますよ
今週はここまでです。
それでは良い週末勉を
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・10/6(日) 9時半~12時 京橋プラザ区民館 題材:H23事例2
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◆内 容:
グループディスカッション(事前に事例を解いてきていただけると進行がスムーズです)
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