2次試験対策の勉強道具について　by ケンジ

タキプロ16期の ケンジ　と申します。

今回が、初めてのブログ投稿になります。

1年間できるだけ受験生の皆様の参考になる情報発信ができるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします！

初ブログということで、まずは自己紹介から始めさせていただきます。

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目次 [非表示]

■自己紹介
■2次試験対策における勉強道具について考えてみる
■タブレット
■筆記用具
■電卓
■おわりに

■自己紹介

年代／性別：50代男性　関西在住。
職　　　種：小規模企業経営者
　　　　　　中小企業向けにシステム導入、システム運用の支援を行っています。
受　験　歴：1次1回、2次1回
勉強時間　：1次700時間、2次300時間
得意科目　：1次財務会計・経営情報システム、2次事例Ⅱ、Ⅳ
勉強方法：1次　通信講座（診断士ゼミナール）
　　　　　　2次　独学（使用教材：ふぞろい、全知識、事例Ⅳ攻略マスターガイド等）

■2次試験対策における勉強道具について考えてみる

それでは、本題に入りたいと思います。

今回のブログでは、2次試験の勉強で使う「勉強道具」を取り上げたいと思います。

　勉強道具は、試験勉強の学習効率や本番試験のパフォーマンスにも少なからず影響します。2次試験は、合格ラインに多数の受験生がひしめき合う厳しい戦い。そんな激戦を勝ち抜くためには、勉強道具にもこだわるべきです。

　どんな勉強道具を使って2次試験対策を行い本番試験に臨むか、まだ明確に決めていない方は、試験まで間があるこの時期に検討されてはいかがでしょうか。

それでは、前置きはこれぐらいにして、お勧めの勉強道具をご紹介したいと思います。

■タブレット

まず、最初に取り上げるのは、タブレットです。

2次試験の事例演習を行う時にタブレットを使うことで

与件文・設問文の印刷が不要になる
タブレットを持ち歩くことで、どこでも勉強できる（通勤時、カフェ勉など）

　といったメリットがあります。2次試験の過去問演習においては、問題を解いた後に振り返りを行って、その後に同じ問題を解き直すことがあると思います。この時に紙の場合は、印刷ができない状況だと今日はできないとなりますが、タブレットの場合は、すぐに解き直しを始めることができます。このようなすぐに勉強ができる環境があるかどうかが、長丁場の中小企業診断士試験を戦う上で、かなり大きな違いになってくると思います。

　また、タブレットで2次試験の勉強をする場合は、Goodnotesというノートアプリを利用するのが定番ですが、このアプリが優れモノで勉強を効率化できる機能がたくさん搭載されています。
　例えば、Goodnotesで学習ノートを作成すると手書きのノートに加えて、教材やインターネット上のサイトなど様々なコンテンツを簡単に一元管理することができます。また、紙の教材やノートから見たい箇所を探しだすのは結構大変ですが、Goodnotesの検索機能を使ってキーワードで検索するとGoodnotesで管理しているデータ全体の中から手書き部分も含めて検索してくれ、見たい部分を一瞬で見つけることができます。（以下は、私のノートから”DRINK”というキーワードで検索した結果です。こんな雑な字でもちゃんと検索してくれています）

このような機能を利用してタブレットを有効活用すれば勉強効率という面では、かなり変わってくると思います。

　なお、私はAppleのiPadを使っていますが、Androidタブレットでも問題ありません。ただし、画面サイズはある程度大きなもの（10インチ以上）がよいと思います。

■筆記用具

次に筆記用具について取り上げたいと思います。

　なんと言っても一番重要なのは、シャープペンシルです。2次試験の勉強では、演習の過程で大量の文字を書きますし、また本番試験では80分の時間の中でかなりの量の文字を読みやすい文字で書く必要がありますので、自分に合った書きやすく、疲れにくいシャープペンシルを選ぶことは非常に重要だと思います。

　何を選ぶかは、それぞれの好みがありますので、色々試してみるのがよいと思います。私自身もなかなか納得いくものに出会えずパイロットのS-20、三菱鉛筆のクルトガ、pentelのオレンズ等計10種類程のペンを使った結果、最終的にペンテルのオレンズネロの0.3mmモデルを使いました。このペンは自動芯繰り出し機能がついており、筆記中にノックの必要がありません。また、軸が手にフィットしやすく滑りにくいので、大量の文章を書く必要がある2次試験には合っていると思います。　

　なお、芯の太さは0.5mmでもよいと思いますが、その場合、事例ⅣのCVPやNPV問題の計算過程を書く設問のために0.3mmのシャープペンシルを別に用意することをお勧めします。（計算過程を書く欄が狭い時があり、その場合、計算過程を細かく書こうとすると字を小さくする必要があります）

　次に色ペンについて考えます。これは解答プロセスにより変わって来ますので、各自の解答プロセスにあわせて蛍光ペン、多色ボールペンなど使いやすいものを選べばよいと思います。
　私自身は、ゼブラの4色ボールペンとフリクションの黄色の蛍光ペンを使っていました。1点注意点として、蛍光ペンはモノによっては、本番試験の用紙で使ったときに裏写りする場合があります。本番試験でこの状態になると非常に焦ると思いますので、1次試験の問題用紙等で裏写りしないか、確認しておくことをお勧めします。

　筆記用具の最後に取り上げるのは、消しゴムです。普通の消しゴムでも問題はないのですが、消す力が強かったり、細かな部分を消しやすかったりといった機能を持った消しゴムがあれば便利です。私は、コクヨのリサーレをメインにして部分消し用にPentelのAin CLICを使いました。

■電卓

最後に取り上げるのは、電卓です。

　機能的には、必須なのはメモリ機能ぐらいなので、特に高価なものを選ぶ必要はないと思いますが、電卓の打ちやすさ・画面の見やすさ（液晶の大きさ、表示部分の角度が変えられるかなど）で事例Ⅳの計算スピードや正確性がかなり変わってきますので、使い勝手にはこだわった方がよいと思います。また、電卓の操作に慣れることも重要ですので、電卓は早めに用意して、本番試験までに過去問演習などで十分使い込んだ方がよいと思います。

　私は、SHARPのEL-VN83という機種を利用しました。この機種は、使い勝手がよく、機能面でもメモリ機能に加えて、四捨五入・切り捨てや定数計算機能もありお勧めです。

　1点注意点として、試験案内に電卓の大きさとして「おおよそ縦180mm、横100mm、高さ30mm以内程度」という注意書きが記載されています。協会HPのQ&Aに極端に大きくなければ問題ないと書かれていますが、本番の試験で電卓が使えないと大変なことになるので、電卓のサイズについては規定の範囲内か確認しておいた方がよいと思います。

　上記でご紹介したもの以外でも、便利な勉強道具は色々あると思います。タキプロの過去のブログの中でもお勧めのものや使い方など紹介されたものがありますので、ご興味があればブログキーワード検索に「勉強道具」と入れて検索してみてください。