【2次試験攻略】解答手順確立までの過程
こんばんは。情報漏洩対策でシュレッダーを購入しました、黒@タキプロです。
診断士の仕事では、顧客の機密資料を多く扱うことになります。
これ、使い終わったからといって、そのままゴミに捨てるわけにはいきませんよね。
ようやく悩み解決です
さて、木曜の夜はコレ、2次試験攻略。
前回、前々回と2次試験解答手順のご紹介ということで、
黒式の解答手順についてお話してきました。
前回のおさらいをしておくと、黒式2次試験解答手順(事例Ⅰ~Ⅲ)は、
おおまかに次の9つのステップに分けることができます。
①与件文を段落ごとに区切る
②与件文を先頭、最終段落のみ読む
③設問を読んで、解答のフレームを考える ←今回はコレ
④全設問を通し読みして、設問の内容を頭に焼き付ける
⑤与件文を全部読む
⑥解答のフレームを見直す
⑦マーカーで印をつけながら与件を読む
⑧解答のフレームを決定する
⑨解答を記述する
ところでみなさん、解答手順はもう確立できていますか
初学者の方は、まだそんな余裕はないかもしれませんね。
科目合格の方、2次試験専念の方は、いかがでしょうか?
今、6月の中旬。
2次試験に限って言えば、まだ実験(失敗)が許される時期です
参考までに、私が手順を確立していった過程を暦に合わせて紹介しておきます。
■5月
・合格者の手順をベースに手順第1版を作成
■6・7月
・演習を通じて、手順を追加したり、削ったりの試行錯誤
・とにかくいろいろと試してみる
→自分にフィットする手順は採用
→フィットしないものは、次回からは削る
■8月
・試行錯誤の幅が徐々に収束
・手順習得のウエイトが大きくなってくる
■9月
・模試で、それまでに確立・習得した手順を試す
→模試を受けるたびに微調整(もう大きくは変えない)
■10月
・本試験に向けて手順に慣れるのみ
→いちいち考えなくとも、勝手に手が動く状態を目指す
こう振り返ってみると、時期的にはそんなに早くないことが分かりますね。
ちょうど昨年の今頃は、実験と失敗を繰り返していたころです
■設問を読んで、解答のフレームを考える
今回は、黒式2次試験解答手順のステップ③についてお話します。
このステップでは、設問文を読んで、解答のフレームを考えていきます。
みなさんは設問文を読むとき、手を動かして何か作業をしていますか
この辺は、人それぞれスタイルが分かれてくるところかもしれませんね。
私の場合は、以下の3つの作業を行いながら、設問文を読み進めていました。
要求を□、制約を○で囲みながら、題意を正確にとらえる
要求、制約に関連して思いつくワードを書き出す
各設問の下に解答のフレームを書く
上の作業をするにあたり最も重要なのは、解答の方向性を予測することです。
※ 例えば、要求が「影響」だった場合、「良い影響」「悪い影響」の可能性がある。
漏れのないように幅広く予測しておく。
※ 方向性を予測して、与件に”書いていない”ことにも気づける状態にしておく
後続のステップ⑥で解答のフレームは見直しますが、
この段階でおおよそ決めておきたいところです。
与件文を読んだときに、どの設問で使うかイメージがしやすくなりますので。
来週は、ステップ④⑤についてお話したいと思います。
みなさんも手順確立のための試行錯誤してみてください
では、今回はこのへんで。
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