初学者の2次対策(3):げっちの解答プロセス。(前編)
こんばんは、実務補習が始まって慌ただしい週末を過ごしている日曜夜のげっち@タキプロです。いつもは水曜朝に投稿していますが、最近は2次対策でややボリュームが多いため、週2回ペースで日曜晩にも臨時投稿しますね。
それではさっそく「初学者の2次対策」第3話。
皆さん、2次対策は着実にすすんでいるでしょうかまず、前回の記事から。
→初学者の2次対策(2):基本スタンスは『良いとこ取り』。
情報収集の後は、まず実際に事例を何本か解いてみます。
そして、反省点や気づいたポイントをまとめ、
自分なりの解答プロセスを作成してみましょうというお話でした。
そこで今回は、私の解答プロセスを紹介しますね。
そもそも「解答プロセスってなんのために作るんですか?」という疑問があるかもしれません。そちらについては、1年前のこの記事をどうぞ!→コレ
<げっちの解答プロセス>
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0:00【解答用紙氏名記入】①
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解答ボリューム・配点確認
与件ボリューム確認
事業確認
段落区切り
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0:01【設問分析】②
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※事例1しっかり
配点確認
文節区切り
☆(解答フレーム)
●想起ワード
★戦略レベルの確認
※特に事例1
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0:08【大枠把握】③
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構成分析
※事例3【○○】確認(←章見出し)
信条・モットーチェック
強み・経営資源チェック
●課題チェック
●強調語チェック
※「特徴」注意
社長意向チェック
★「」()チェック
ひずみチェック
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0:20【設問再読】④
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●設問要求確認
●制約条件確認
戦略レベル確認
解答方向性確認
要求見出し
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0:22【全体戦略】⑤
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※解答ボリューム多い時は増減
プッシュ(全センテンスの根拠を各設問に振り分け)
振り分け漏れ段落確認
課題使用漏れ確認
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0:30【詳細戦略】⑥
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※最大でも0:35~
※短冊問題はTM要注意
●設問要求再確認
根拠使用漏れ確認
★課題使用漏れ確認
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1:00CP(チェックポイント)⑦
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残り3問だとかなり厳しい
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1:20完了⑧
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簡単に説明しますと、まず①【解答用紙氏名記入】で、準備・確認作業を行います。解答用紙を一瞥して、配点や解答文字数を確認。
続いて、②【設問分析】で、設問文の要求把握、制約条件を確認するとともに、切り口やキーワードを想定。
③【大枠把握】で、初めて与件本文を読みにいきますが、この時は、本文の内容を把握することに集中。何度も前の箇所に戻ったり、設問文を読み返したりなどの余計な作業をしないよう注意していました。
④【設問再読】で再び設問文の要求内容、制約条件を確認。
⑤【全体戦略】にて、与件1段落目から一気に各設問への根拠紐付け作業(根拠振り分け)を行います。
そして、⑥【詳細戦略】にて、1問ごとに解答を記述していきます。
私の解答プロセスは作成当初は非常にシンプルなものでした。
最初に事例対策を始めたころ、通学している予備校ではまだ2次対策テキストなどをもらえなかったため、手探りでネット情報を集めていきました。そして、参考にしたのが、いわゆる「ティアラ式」でした。
これをベースにして、まずは自分なりの解答プロセスを試しに作成。通学している予備校の演習や講義、他社模試、受験仲間との勉強会等々などからフィードバックを得て、徐々に修正を加えていきました。
特に、いろいろな方のアドバイスや自分の失敗、教訓を踏まえて肉付けしていくことで、自分のものになっていったんだと感じています。失敗や事故は、自分の解答プロセスを成長させる大きなチャンスです!
それでは、それぞれの工程でどういう作業を行っていたのか、なぜこのようなプロセスになったか。詳細は次回、いつもの水曜朝にお送りいたします!
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