初学者が2次試験を突破するまで~その5
こんばんは。愛妻家@タキプロです。
今週は、1次の合格発表がありましたね。
自己採点で結果はわかっていたとはいえ、やはり正式に合格発表があると嬉しいものですね
さぁ、次の戦いはすぐそこに迫っています。手綱を緩めることなく、兜の緒を締めて、一緒に頑張りましょう
さて、今週のテーマは事例Ⅱ対策ですね。
私の事例Ⅱ対策は、とにかく事例にしがみつく、です。
事例Ⅱといえば、他の事例に比べて与件文にヒントが多く入っていると言われています。
事例Ⅰとか事例Ⅲは、与件文からの情報が少なくて、行間を読まないといけないですよね。
事例Ⅱは、与件文に情報が多すぎて、どの情報が必要なのかの取捨選択が難しいくらいです。
そのなかで、考えていくうちに与件文の内容や問題文の制約条件から離れていってしまうことがあるんですね。
みなさんは、そうならないために、与件文にしっかりしがみついて、問われていないことを答えてしまわないように意識しましょう。
では続いて、愛妻家的・初学者の2次対策その⑤、今日は解答に一貫性を持たせよう、です。
<その4>で、事例企業のSWOT分析をしましたね。ここで、その会社が今後どういう方向性で進むべきか、ということを考えたと思います。
今度は、それを基にして解答骨子(解答の要旨)を作ってみましょう。
解答骨子は、今でもみなさんそれなりに作っていると思います。
作り方は人それぞれですね。完全に文章で下書き的に書いたり、キーワードの連関図を描いたり。
私は、問題文の下に、制約条件に沿ってキーワードを書き出すという形でした。
たとえば因果を問われていれば、キーワードも原因と結果を線で結んで、背景があればその横にカッコ書きしていました)
この時重要なのは、解答の一貫性を意識するということです。
先ほども触れましたが、2次対策でSWOT分析がなぜ必要かというと、解答の一貫性を担保するためなんです。
例えば、事例企業で起きている問題の解決策を求められたとします。
そこで、他の設問で「強み」として挙げている点があれば、当然それを考慮すべきです。
他の設問で「弱み」として挙げた点を記述に使うのならば、その弱みを克服する方策と、「だから~」も併せて記述しないと飛躍した解答になってしまうでしょう。
<多角化>or<事業の整理>という大命題があったとしたら、各設問だけ見ながら対応していくと、例えば第2問と第5問で真逆のことを答えてしまうこともあります。これでは、事例企業の社長さんも、あなたを信用してくれなくなりますよね。
そうならないために、まずは会社の進むべき方向性を考えてから、解答骨子を作るようにしましょう。
今週はビックルさんとネタが被りましたが、事例Ⅰ~Ⅳを通して重要な点ですので、是非頭に入れておいてください。
さてワタクシ、現在大阪に出張中でありまして、残念ながら本日予定だったタキプロセミナーに参加できませんでした。
他のメンバーもそれぞれ都合がつかず、お申し込み頂いていた方には大変申し訳ないことになってしまいました。
その分も、次回セミナーに全力投球です!乞うご期待!!
お申し込みはこちらから⇒タキプロ勉強会in東京
それでは、本日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
夜は寒い日が続いてますが、温かくして寝てくださいね。
(後日追記:初学者が2次試験を突破するまで~その6はコチラ)