【2次試験】 知識ストックの重要性
おはようございます。ナリ@タキプロ5期生です。
1次試験まで残り1か月を切りました。2次試験に専念している人にとっては、1次試験を中心に取り組んでいる人に対し、アドバンテージを築けるのは残り1か月ということです。この間に、可能な限り1次試験受験者に対して水をあけたいものです。
また、私が予備校で2次試験の準備をしていたときに、先生は、解答プロセスは7月中に固めて、8月以降は変更しないように指導していました。
以上を考えるとこれからの1か月は大切ですね。
それを踏まえて今回と次回で、早めに準備しておきたい知識ストックや知識想定について説明します。
私が初めて2次試験を受験したのはH24年でした。この時、事例Ⅱでコーズリレーテッド・マーケティングの問題がでました。多くの受験生を悩ませた単語でした。私も意味が分からず、かなり時間を掛けて分析しました。でも、この言葉は、H21年の企業経営理論の第30問の解答の選択肢として出ていました。つまり、1次試験の過去問をきちんと理解していればコーズリレーテッド・マーケティングの言葉の意味を考えることに時間を使う必要がなかったわけです。
1次試験であれば、受験生の大半が知らない内容の問題は、勝負の分かれ目にはならないので、問題視することはありません。しかし、2次試験はそうはいきません。与件文、設問文のキーワードを正しく理解しないと、大きな失点につながり、一気に不合格圏に突き落とされる危険性が高まります。単語を知らないだけで、長い時間を掛けて準備してきたことが崩れ去るのは、あまりに悲しいことであり、絶対に避けたいところです。
私の所属した勉強会では、このコーズのケースが今後も続く可能性があると考えました。つまり、過去の1次試験に出てきた単語が2次試験の記述として使われることがあると判断しました。仲間達で手分けをして過去5年分の企業経営理論と運営管理の1次試験の問題に出題された言葉の中で、見慣れない、あるいは理解が不十分なもの、2次試験に出たときにキーワードになりそうな言葉を「知識ストック」としてまとめました。どの年度も20~30個の言葉や考え方が抽出されました。
例えばH24年の企業経営理論にはフェアプロセス、モチベーション・リサーチ、ボリュームゾーン等の言葉が出ていました。
2次試験に向けた解答ノウハウを蓄積するには、1次試験を受ける人に比べて、2次試験に専念できる人が有利なのは当然です。しかし、こうした1次試験の過去問からの出題は、1次試験を受験する人は当たり前に勉強している内容になりますので、2次試験専念者には逆に弱点になる危険性があります。
きっちり対応して弱点にならないようにすることが大切です。できれば、勉強仲間と手分けをして作業する方が効率的ですね。
私は、この知識ストックを用意したことで、H25年の時には知らない言葉でつまづくリスクは大きく減ったとおもいました。安心して試験に臨むことができたようにおもいます。
今日は以上です。
タキプロ勉強会のお知らせ
【今後の予定(東京)】
◆日時・場所
・7/23 (水) 19:30~21:45 八丁堀区民館 題材:H22事例Ⅰ
・7/27 (日) 9:30~11:45 京橋区民館 題材:H22事例Ⅱ
◆会費 :500円
*お釣りが出ないようにご用意ください。
==1次試験対策の勉強会参加にあたって==
*可能であれば題材の過去問を解き、解答プロセスを説明できるよう
ご準備ください。
*解答はご自身分がお手元にあれば良いです。
*過去問解説書の使用などはご自由にお使いください。
*問題を忘れずにご持参ください(自分で確認用)。
==2次試験対策の勉強会参加にあたって==
*題材の過去問を解いて、解答のコピーを8部 ご用意ください。
*問題を忘れずに持ってきてください(自分で確認用)。
*時間の都合上、全部の設問を扱うことはできません。
あらかじめご了承願います。
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