初学者の2次対策(19):パニックを想定しておく。
おはようございます。水曜朝のげっち@タキプロです。
本当はここでラストメッセージを載せる回なのですが、すみません。まだ続きます…。特に、初学者の皆さんにとっては、まだまだ実力を伸ばす時間が残されています。77日間のうち、まだ4日間も。そこで、もう1つだけエントリーを。(タキプロメンバーに叱られないか、ちょっと不安…)
今週に入って、受験生の皆さんから「試験直前1週間はどんな気持ちでしたか?」「仕上がり具合はどうでしたか?」「どんな対策を取りましたか?」と次々に質問されました。
もうそこは理屈も因果も関係ありません。とにかく合格してしまおう。そこが一番大事なんです。
そんな皆さんをタキプロは応援します。タキプロメンバーの思いは一つ。
「診断士を目指す方の合格確率を1%でも高めたい」です
さて、長くなりましたが、ここから今日はもう一つのお話。(いやあ長過ぎ…)前回の記事はこちら。因果関係をまとめた解答についてのお話でした。
→「初学者の2次対策(18):因果のつながりに意識した解答を。」
今回は「初学者の2次対策」第19話。パニック時の対応策
b>についてです。
過去問を解いていると分かると思いますが、毎年、絶対に対処できないような問題が1つ以上、必ず出題されていると思いませんか?こんな問題が本試験で出たらどうなるんだろう。試験中にきっとパニックになるのではないか…。
そこで、想定外のスーパー難問が出題された時のために、パニックシートを作ってみようと思い立ちました。きっかけは診断士502教室のブログでリンクされていたペパチェさんの記事で、「絶望君対策メソッド」を読んだことです。(昨晩の勉強会で、実はマコさんも「絶望君対策メソッド」を基にファイナルペーパーをまとめていたと聞いてビックリしました)(^^)
パニック時は…
緊急時はどんどん視野が狭くなり、1~2行しか目に入らないぐらいの気持ちになります。パニックになった時は、まず焦っている自分を受け入れて、全体を俯瞰して見ることで、事例全体、設問全体を見渡してみるとともに、次の作業手順を思い起こさせます。
これはMR.CBRさんの『
』と同じですね。(^^)
難問に直面してパニックになるのは、何を聞かれているのか見失ってしまった時。とにかく設問要求、制約条件をきちんと確認します。普段当たり前に思っていることができなくなるのがパニック時。どんな時でも、まずは設問要求に立ち返ることを意識します。
設問要求を踏まえた上で、それでも難しいのは課題や問題点をどこか見落としているから。問題点にさえ気づけば、徐々に気持ちは落ち着いてくるはず。パニック時こそ課題に着目します。
課題使用漏れチェック!
そして意外と多いのが、焦っているため、マークしている課題を見落としてしまい、解答がまとまらないこと。マークした課題をきちんと使ったかどうかを改めて確認します。
他の受験生はどう答えるか?
作問者の要求は何か?事例企業の課題は何か?ここまで来ても、それでも分からない場合、考えるべきは他の受験生がどう答えるか?
自分一人だけが絶望的に難しいということは、まず滅多にないです。そこまで自分がパニックになっているなら、他の受験生、同じ時間に全国でこの事例に取り組んでいるみんなも、同じようにパニックになっているはず。であれば、みんなが書くのと同じ程度の答えを書こうと…。
勉強会やディスカッションなど、いわゆる受験生のみんなが何を考え、どう答えるかを見聞きしている人なら、なおさらここは心がけてみるといいです。
ちなみに、昨年のこの時期、同じようにACOさんが記事を書いています。この耳に触る方法もお勧めかもしれないです…。
タキプロブログ「
」
2次試験は魔物が住んでます。絶対に難しい問題に直面します。でも、それを覚悟していたか、覚悟していなかったかで、結果は大きく変わると思います。
決して簡単でクリアできる試験ではないからこそ、想定外の難問に直面した時の対応法をイメージトレーニングしておくといいですよ
(参考)診断士受験502教室「本番でパニックに陥ったときにどうするか」
http://502.jp/modules/wordpress/index.php?p=494
中小企業診断士ペパチェの議「絶望君対策メソッド」
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さて、これまでお伝えしてきた内容は以下の通りです。
編集力の鍛え方