初学者の私が2次受験後にやれたこと。
おはようございます。水曜朝のげっち@タキプロです。
2次試験を受験した皆様、お疲れさまでした。当日は私もリバティータワーにちょこっと顔を出した後、日大経済学部で応援チラシを配りながら、受験生の皆さんを見送りました。本試験当日の会場周辺は、透き通った空気がピーーンと張り詰めた感じですよね。緊張した面持ちながら、いきいきと輝いていた皆さんの笑顔が印象的でした。
ということで、2次試験終わりましたね…。
カバンの軽さに驚いて…
あんなに頑張って早起きしていたのが嘘のようで…
肩の重荷が下りたようで、でも、何か落ち着かない感じもあって…
不思議な感覚だと思います。
そこで今日は、1年前の私がどうだったかをお話ししようかと思います…。
1年前、試験日当日の10月24日、家を出るときは良い天気でした。でも、4つの事例を解いて外に出ようとすると、びっくりするような土砂降りでした。事例Ⅲが難しくて大失敗したと感じていた私にとって、悲しいほどの雨でした。一緒に試験を受けていた勉強仲間たちの笑顔がすごくまぶしかったのを覚えています。
そして、家に帰ってから、夜、冷静になってみると、事例Ⅲで本来答えるべきだった要素が次々に走馬灯のように頭に浮かんできました。こんなに明確なストーリーになぜ気付かなかったんだろう。不合格を確信しました…。
すべて終わってしまった…。
もし万が一、この程度で合格できるなら、簡単過ぎる…。
でも、これで不合格なら、この試験はなんと難し過ぎるんだろう…。
これでダメだったら、あとは何をすれば良かったのか…。
ただ、1つだけ言えるのは限界までは絶対にやっていたはず…。
なのに…。
そこから1カ月半はそんな悶々とした日々を送ることになったのでした。だから、模範解答は一切見ませんでした。あまりにも苦しくて、目にする勇気がありませんでした。
再現答案は試験翌日に頑張って事例Ⅰ、事例Ⅱを仕上げましたが、難題だった事例Ⅲは苦しくて問題冊子を開く勇気を持てず、そのまま固く封印しました。もしかして、事例Ⅳの計算問題が満点ならイケるかも…。淡い期待もあり、計算問題だけ模範解答をちらっと見てみたところ、解答が全く異なっていて、事例Ⅳも封印しました。
試験後すぐに再現答案を作った人は合格する人が多い…。そんなウワサも耳にしましたが、自分には絶対に無理でした。そんな強い力、自分には残っていませんでした(試験で使い果たしました)。
そして、そのまま12月の発表を迎えました…。
2次試験なんてそんなものです。結果は分からないです。発表までは落ち着かない日々が続くと思います。でも、今まで我慢してきたこととか、できなかったこととかもたくさんありますよね。だから、ちょっぴり羽を伸ばしてもいいと思いますよ~。ここまで頑張ってきたんですから。
そして、1年がたってみて、改めて振り返って思うこと…。
再現答案の作成ですが、やっぱりこれは合格した人にとっては義務だと思います。このぐらいの答案で合格できましたよと、同じ試験を受けた仲間や来年の試験を目指して頑張っている受験生への参考にしてもらうために…。自分たちも先輩合格者の答案を目安に頑張ってきた訳ですから。
そして、残念ながら結果が芳しくなかった人にとっても、再現答案の作成が来年に向けての糧になるのは間違いありません。答案を作成するだけでなく、何を考え、どう対処したのか、自分の思いを書き留めておくのは、非常に意味があると思います。
だから、どちらにしても必要になるのであれば、ちょっとゆっくりして、それで少しだけ余裕が出てくれば、答案を再現してみるといいです。
でも、もし、どうしても辛いなら、答案再現は12月の結果発表後でも全く構わないと思います。一所懸命取り組んだ試験なら、1カ月半後でも不思議と答案を再現できるものです。(タキプロメンバーの中でも結果発表前に再現答案作ってた人はそんなに多くないです)
そして最低限、今やれることは、予備校の模範解答集め。12月の結果発表後では入手できないこともあります。封を開けなくたっていいんです。まずは請求しておきましょう。それも3~4社集めておくといいです。予備校の模範解答だって見事にふぞろいですから…。
大丈夫だ受験生タキプロは
苦しい思いの受験生とともにあります
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試験後まで助けてもらっています。
私は自分の再現答案を当日と翌日に作りました。
試験中の記憶がリアルによみがえり、どこで改行して、どのキーワードを書き直して、という作業まで思い出しながら再現しました。
なので、言い訳ができなく、失敗や盛り込めなかった言葉がありありと手元に残っています。
それでも、この記事を読んで気持ちが救われた気がします。
ふぅ。つらい発表までの日々ですが、日に日に開き直ってきました。
いつも助けていただいてありがとうございます。