敵を知り、己を知る
こんばんは。卒業、そして新学期・新年度の時期、いかがお過ごしですか。ヲタク診断士@タキプロです。
我が家では次男が幼稚園を卒業し、4月から小学校へ入学します。ついこの間まで赤ちゃんだったと思ったら…
AKB48の前田敦子さんも卒業されるとのこと、寂しい限りです
以前の記事にも書きましたが、私はずっと独学で通してきて、しかも答練や公開模試の類を一度も受けませんでした。つまり、1次試験も2次試験も、ぶっつけ本番で挑みました。
仕事と家庭の都合で、致し方ないこととはいえ、これはお勧めできません。
やはり本番と同じ条件での答練や試験は「なる早や」で受けておくべきです。
特に、2次試験については、1次試験のインプットが一回りした後(もし、1次試験のインプットが遅れていたら、『企業経営理論』『運営管理』『財務・会計』が一通り終わったあたりでも)、一度は80分×事例各4問を解いておくことをおススメします。
その理由は、一度過去問を『自力』で解くことで、『敵』の難しさを、実感を持って知るためです。
同時に、現時点で自分に何が足りないのか、『己』を知るためです。
初めは、あまりの書けなさっぷりにショックが大きいかもしれません。
しかし、ショックが大きければ大きいほど、その理想(=合格水準)と現実のギャップを埋めようとする意欲に転嫁することができるかと思います。
ただ、あまりにショックが大きすぎて、諦めの境地に達してしまうかもしれませんが、この時点で諦める事はありません。
今はギャップが大きくても、本番までにギャップをゼロにすればいいだけなのです。
この試験は正しく努力すれば、必ず合格水準まで到達しうると思います。
ただ難しいのは、特に2次試験に求められる「力」には、それぞれ本番時に「バイアス」がかかることが多いからかな、と感じています。
2次試験に必要な力は、大きく
『読む力』、
『考える力』、
『書く力(伝える力)』
の3つと言われます。
それぞれの力の絶対値を合格水準まで引き上げることは、努力すれば可能だと思うのですが、難しいのは本番の場でそれぞれの力に「バイアス」がかかるからではないでしょうか。
80分という制限時間もあることから、与件文や設問をつい『誤って』読み込んでしまう、与件や設問が要求している解答とはつい『誤った』方向に考えてしまう、書きたいことは合っているのに、文章の書き方をつい『誤って』しまう、等々…
しかも、間違える「バイアス」には、個々人の『クセ』のようなものがある気がしています。いつも同じような間違いや失敗をされる方はいらっしゃいませんか?
ちなみに私の「バイアス」は、解答すべてに与件文の中の言葉を無理やりにでも使ってしまう、事例Ⅳの財務分析でマニアックな財務指標のことまで考えてしまい時間が無くなる、などがありました。。
そのため、なるべく早い時期に、その自分の中の「バイアス」を知り、その対策を取る、言い換えれば本番時にいかに「バイアス」がかからないフラットな状態で試験に臨むことができるように準備をするのが、2次試験対策として重要かと思っています。
「失敗」は、本番までに何度も何度もしていいんです。
むしろ、たくさんの「失敗」をし尽くしておけば、本番では「成功」するしかないですよね
それでは、また来週
今日の名言:
『失敗に前向きなんだ
でも本気でやった場合に限るよ 本気の失敗には価値がある』
by宇宙少年
■勉強会(東京地区)を開催しています
・4/12(木)19:00~@京橋プラザ区民館2号室
・4/26(木)19:00~@京橋プラザ区民館2号室
*各回で内容は異なります。
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