診断士の適性はこんなところに現れる!
おはようございます。ぷらむ@タキプロ6期です。
中小企業診断士の試験は「中小企業診断士の適性を測るもの」ですよね。1次試験で求められるのは主に「知識」、2次試験で求められるのは「知識」の他に「読解力」「記述力」「診断力」「助言力」などです。中小企業診断士にとって、もちろんこれらは必要ですが、私はこんなものも必要だと思っています。
それは「明確な基準に基づく判断力」です!
生活をしていて、迷うことを楽しむことはあります。「今晩は何を食べようかな?」「どの服を買おうかな?」など、楽しく迷うこともあります。しかし、診断士の試験・業務では、迷うことを楽しんでいる場合ではないことが多いので、明確な判断基準を持つことは重要になってきます。
明確な判断基準を持つと、こんなメリットがあります。
学習において計画・戦略を立てやすくなります。この時期はこの科目に力を入れて、この時期はこの科目に力を入れよう、というように学習の優先順位を付けやすくなります。皆さんも自分の内部環境・外部環境に合わせて、強弱をつけて学習していると思いますが、判断基準を明確にすると、より効率的な学習が可能になることでしょう。
例えば私の場合、ゴールデンウイークまでくらいの時期は「理解を深めたい科目」の学習に力を注ぎました。「財務会計」を強み・得点源にしたかった私は、「財務会計」の強化月間・強化週間を設けました。試験の直前になっても「財務会計」の学習が進んでいなかったら、焦ってしまい、他の科目にも影響を与えてしまうと考えていました。早い段階で一通り理解して、直前期に思い出すくらいで挑もうと考えました。一方、直前期は「暗記科目」「暗記分野」中心の学習にしようと考えていました。
また明確な判断基準を持つと、試験においては「解答の精度向上」「解答時間の短縮」「現場対応力の向上」に繋がります。例えば、「自分の持っている知識」よりも「与件文・設問文に書かれている事象」、「一般的な助言」よりも「事例企業に適した具体的な助言」に重きを置くことは重要ですよね。このような判断基準を明確にしておく必要があります。また、迷うことが少なくなると、解答時間の短縮に繋がります。さらに、見慣れない問題が出題された時でも、判断基準があれば、それを基に類推することで迷いが少なく解答できることでしょう。現場での対応力が高まると考えられます。
診断士の試験・業務は食事や買い物と違って、迷うことを楽しめない状況です。迅速に的確に判断できる基準を持つことが診断士の適性だと私は思います。明確な判断基準を定めるためには、多くの判断基準に触れ、自分の判断基準との違いがなぜ発生したのかを徹底的に考えることが重要です。これを繰り返すことで、判断基準はより明確になっていくと思います。
2次試験でモヤモヤしている方は「明確な判断基準を定めること」を意識して学習を進めてみるのもひとつの手ではないでしょうか。
以上、ぷらむ@タキプロ6期でした。
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・ディスカッション時は解答した問題も使用しますので、自分で使う分を事前にご用意ください。
参加費:500円(税込)
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