2次解答プロセス2~解答の構成要素決定【いなずまんのブログ】
みなさんこんにちは。隔週火曜【昼】担当のいなずまん@6期生です。
湿気が多く、体力を消耗しやすい時期ですね。また、ニオイとの闘いの時期でもあります。ニオイを気にすると集中力が著しく低下します。自分自身のニオイケアもさることながら、勉強中にニオう人が近くにいたときどうしよう。(1次試験で隣に座ってきたら…。)と考える必要もでてきます。いなずまんはこれに悩まされたこともありました。不可抗力への対処にも備えていきましょう。
では、前回から始めました、事例Ⅰ~Ⅲまでのいなずまんの解答プロセス・スキル、ステップ2です。
1.解答の構成要素をメモし、本文で見つかった根拠を埋めていく。
前回のステップ1で、期待効果や外部環境といった構成要素を決め、本文にその根拠を探しにいくところまで触れました。構成要素を決めたら、それぞれの因果関係が繋がるように順序をメモしていきます。
H24事例Ⅰの第2問ならば、設問文から外部環境と期待効果を構成要素として想定しましたから、外部環境を「外」、期待効果を「効」と書き、中小企業の戦略は、外部環境に自社の強みをぶつけて期待効果を得るのが定石なので、この間に強み「つ」を入れよう。と想定します。
ここでは、「外」、「つ」、「効」の順で並べます。そして、本文把握でチェックした文章、ワードをメモで埋めていきます。(以降、これを「メモ」とします。)
2.問題の優先順位づけで、時間をコントロールする。
上記の段階でメモが埋まっている問題は、得点可能性が高いと考えられます。よって、実際に書く解答を伝わりやすく考えるため、ワードの選択や表現に時間をかけるべきと判断します。メモがスカスカな問題は、他の受験生にとっても難しい問題と考えられます。時間をかけても結果は対して変わらない(と見切る!)ので、時間をかけずに対応する。と判断をします。
このようにして、優先度の高い問題から優先順位をつけ、各問題への対応時間を割り振ります。
3.点を獲れそうな問題に時間をかけてしっかりとる。
「外」「つ」「効」の1セットの場合、解答の文字数は60文字程度です。これが100文字の場合は、強みを複数あげたり、効果を2段階であげたりすることが要求されていると考えられます。メモの構成要素毎に複数のワードが入っている場合は、どれを盛り込むか選択する必要が出てきます。ここで重要なのは、文字数に合わせてコントロールすることです。優先順位の高い問題は点の稼ぎどころです。しっかり時間を使って考えましょう。
4.難しい問題はセオリーで埋めて、さっと切り抜ける。
メモに文字が少ない問題は空欄で終わらせる。という潔い方法もありますが、それは勿体ないです。この時点で埋まっているワードは点が獲れる可能性が高いからです。要素があまり思いつかない問題は、1次試験の知識や過去問の解答例などで、想定できる方向性でまとめてしまいましょう。ここでは知識想定をメモに残します。
点を獲れる問題、獲れない問題のいずれもワードを並べればよいのではなく、文章をまとめなければなりません。文章をつなぐためのセオリーとなる知識を、常に補充しておきましょう。(だから、2次の権利があっても1次の勉強をお勧めしています。)
解答の文字数にもよりますが、ステップ2終了時点の残り時間は、25分~30分を目安としました。
次回は、最終ステップ、「解答の編集」についてです。では、再来週お会いしましょう!
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