二次試験に向けての戦略は立てましたか？

こんばんわ。やなちゃん＠タキプロ６期です。

一次試験後、最初の週末です。
この一週間で二次試験に向けての戦略は決まったでしょうか？

二次試験までそれほど時間がない中で、何を行って、何を切り捨てるのかという取捨選択が必要になってきます。

私の二次試験への取り組みを今回はお伝えしたいと思います。

一次試験に合格した年は、一次試験までの間に二次試験の問題には触れていたといっても、本格的に勉強を始めたのは８月のお盆休み後からでした。

この年は、とにかく５年分の過去問とＴＡＣの演習をこなすことに必死でした。
過去問を一日一問解けば、間に合うはずですが、解説などを読んで復習をしていると一日ではとても終わらず、演習は、講義で解いて、解説をさらっとよんで、終わり。過去問は、自分で解いて、受験校の解説とふぞろいを読んで終わり。それでも時間はかかってしまうといった具合で、とにかく目の前のものをこなすだけで、あっという間に二次試験当日を迎えました。

結果は、残念どころか散々な結果に。

二次試験の過去問や演習を通して、まったく力がついていませんでした。

２年目は、１年目の取り組みを反省し、二つのことに力を入れました。

一つ目は、基本的な知識を体系化して身につけること。
二つ目は、数をこなすのではなく、一問一問を丁寧に取り組むこと。

一つ目の知識を体系的に身につけることで、問題文を読んだときに思いついたことに飛びついて回答するということが減りました。また、与件文を読みながら、その体系の中のどのあたりのことが課題なのだろうかということが推測がつくようになりました。

二つ目の丁寧に取り組むこととは、具体的には問題を解いた後、ノート１頁程度で、知識不足で回答できなかった部分、問題への取り組み方、考え方が不十分でできなかった部分を明確に分けて、ノートを半分に分割してそれぞれまとめました。そして、それが５事例程度集まったところで、さらにまとめたノートを作りました。ファイナルペーパーは作りませんでしたが、最終的には近いものができたように思います。

正直なことをいえば、２年目は過去問はほとんど解きませんでした。
１年目にある程度解いていたこともあり、論点に関してはどうしても記憶してしまっていたことと、さまざまな受験校の回答を見てもばらつきのある回答を見て、こことは近いこことは違うということをしても
どうも腑に落ちないというか、納得がいかない勉強しかできないと思ったからでした。ただし、直近５年の問題文だけはすべて目を通しました。（与件文は読みませんでした）問題の問われ方や、想定される回答の論点などをチェックしました。

ただし、過去問にまだ取り組んでいないという人は、取り組んだほうがいいと思います。受験校の演習問題よりもとらえどころのない中から回答をするというのははやり本試験の過去問でしか体験できないと思います。

数をこなして、解き方を身につけていく人、一問一問深く分析して身につけていく人、タイプはそれぞれだと思います。私の場合は、一次試験は前者、二次試験は後者でした。自分にあった勉強方法を一度立ち止まって考えて実践して、違えば修正する。短い時間ですが、常にそれを繰り返していけば、合格までたどり着くことができる時間だとも思います。

ここまで来たら、ただ、合格目指して前進するのみです。

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