事例企業は「中小企業」ですよ!
おはようございます。ぷらむ@タキプロ6期です。
2次試験の学習は成長の度合いが分かりにくいと感じていませんか?また、出来不出来のバラツキが大きいと感じていませんか?そんな中でも、事例企業ととことん向き合い、事例問題についてとことん考えましょう。何かのきっかけで解答の方向性がブレなくなったり、ひとつの壁を乗り越えられたりするものです。とにかく突き進みましょう!
さて本題ですが、みなさんは事例企業が中小企業だということを意識していますか?この試験は「中小企業診断士」の資格を取得するための試験ですので、事例企業は「中小企業」なのです。大企業と共通する考え方もありますが、大企業との違いを意識することはとても重要です。今回は、私が意識していた中小企業の大きな特徴を3つあげます。
まず1つ目は「経営資源が豊富にあるわけではない」ということです。大企業と比べて、中小企業は一般的に経営資源が乏しいですよね。経営資源が乏しいからダメということではなく、経営資源をできるだけ有効に活用しなければいけないということなのです。有形の経営資源は資金の豊富な大企業に劣るかもしれませんが、無形の経営資源(技術・ノウハウ・こだわり・信用・ブランド等)を有効に活用できれば、持続的な競争優位を構築できる可能性があるのです。
私は試験でこんなことを意識していました。
設問で対応策が求められているときは、経営資源を活用するような対応策を講じようと考えました。また、与件の中で経営資源の無駄が生じているところは何らかの改善策を講じようと考えました。
2つ目は「規模が小さいおかげで一体感を醸成しやすい」ということです。人数が多ければ、ひとつにまとめるのは大変ですよね。大企業と比べて、中小企業は人数が少ない分、ひとつにまとまれる可能性があります。全員のベクトルの方向を合わせれば大きな力となるのです。
私は試験でこんなことを意識していました。
社長の考え方が全社員に浸透しているか、社長と従業員はコミュニケーションを取れているか、従業員間でコミュニケーションが取れているか等を考えました。これは「バーナードの組織成立要件(共通目的・コミュニケーション・貢献意欲)」ですよね。組織において「一体感」はとても重要なのです。
3つ目は「小回りが利く」ということです。大企業と比べて、外部環境に対して迅速に柔軟に対応できる可能性があるのも中小企業の大きな特徴です。小回りが利くというメリットを活かさない手はありません。
私は試験でこんなことを意識していました。
意思決定のスピードが速いか、迅速に柔軟に経営資源を補完できる体制(外部との連携・顧客等との関係性・制度活用など)を築いているか等を考えました。
このような中小企業の特徴を意識して、事例問題を読んでみることをオススメします。事例問題に登場する企業は「中小企業」なんです。このことを忘れないようにしてくださいませ。
以上、ぷらむ@タキプロ6期でした。
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