こんにちは。雅じん@タキプロ6期です
皆様、こんにちは。雅じん@タキプロ6期です。
今回はゲスト寄稿ということで普段は事務局をやっている立場ですが、投稿させてもらっています。
簡単に私の自己紹介をさせていただくと、2次試験3回目(そのうち1次は2回受験)で合格を果たしました。2年目まではTAC通学、3年目は完全独学です。
今はとある会社でBPO業務の営業企画、業務設計をやっております。
さて、2次試験(筆記)の本番直前ということで、ブログの記事や本日(10/10)に行われた勉強会の座談会でも「直前期の過ごし方」がテーマに挙がっておりました。
本日の座談会で参加者の皆様にお伝えしたメッセージを、診断士受験の考え方が日常生活に活かされたエピソードを交えて紹介したいと思います。
さっそくですが、この時期によく聞かれる質問に私自身の答えを書きます。ブログ後半の話題は、QAの3つ目と4つ目から派生します。
Q:あと2週間のこの時期、合格した年は何をやっていましたか?
A:本番で変に力まないために、日ごろはパラパラ設問を読む程度でほとんど何もしなかったです。とにかく精神バランスを整えて、本番にピークを持ってくることを意識していました。規則正しい生活が最優先です。
Q:本番に向けてやり残したことがたくさんあるのですが、何をしたらいいですか?
A:自分の答案と合格者の答案(ふぞろい等を参考)を見比べて、自分の思考プロセスに足りないものを見つけ出して自分のものにするサイクルを繰り返してください。この時期に問題を解くプロセス(回答プロセス)を変えると十分に馴染まないまま本番を迎えるため、自分の解答プロセスが再現できない可能性が高くなります。個人的にこの時期は思考プロセスの修正のみに留めてほしいと思っています。
Q:本番中に気を付けたことは何ですか?
A:①ファイナルペーパーなど勉強材料は一切持っていかない、②休み時間は人間観察、③事例3は75分で終わらせて余裕をもってトイレに行く。
すべては本番中の変な力みを防ぐためです。特に②と③は効果がありました。一見、本試験という焦ってしまいそうな環境の中で周りを俯瞰する時間を作り一歩引いた自分を作る、肉体的にも精神的にも一番辛い事例4の前に余裕をもってトイレに行くことで、精神的な余裕を作る。過去2年で失敗していた「本番の力み」を防ぐことに一番注力していました。
Q:本番中にあせってしまったときの対応方法は?
A:ペンを置いて2分間何もしない。変にあせって5分無駄にするより、頭を冷やす2分間の方が総合的に見たときに時間のロスが少なくなります。
最後の2つのQAにつながるエピソードを紹介します。
実はこの記事を書いている10/10に、鴻巣の花火大会へ彼女と行っておりました。
花火大会、何が一番厄介かというと「花火大会終了後のJR改札」です。人が多すぎて、入場規制が入ります。
もちろん、私も花火大会の帰り道に上記の状況は予想していました。今日の話を無理やり二次試験とひも付けて考えてみます(笑)。
目標(合格ライン):JRの改札口を足早(待ち時間20分以内)に抜けて、電車に乗ること
ライバル:花火大会からJRを使って帰ろうとしている人全員(数千人レベル)
制約条件:なし(※警察官はあくまで信号周辺の誘導のみ)
【駅が近づいてきた時の頭の中】
あと1kmくらいで駅かな?ほぼ全員が南口から改札に向かっているようだ。
⇒ となると、まじめに南口から行くと確実に長時間待たされる(大事故の可能性)。
⇒ 「このまま行ってはダメだ」と、一歩離れた自分がささやく。
⇒ ちょっと対策を考えよう(いったん、立ち止まる)
⇒ 警察の動きをみていると某所の花火大会のように、帰り道の指定はないようだ(頭の中を整理)。
⇒ 南口に素直に進まず、反対側の北口から入れば楽に入れるのでは?(難問の回避策)
⇒ Google Mapを片手に北口へ(回避策の実施)
・・・と立ち止まって考えた後、皆さんと違う道(回避策!)を実施したところ、改札での待ち時間1分で中に入れました(^^;
電車に乗るまで南口の人の動きを眺めていましたが、いつまで経っても人の流れが悪かったです。
何が言いたいかというと、一見すると事故の可能性が高い事象(よくわからない問題)にぶち当たった時に「いったん、立ち止まる」というクセを診断士試験で身に着けていたので、猪突猛進でその事象に突き進まず、冷静になって対応方法を見直すことができたということ。
※もう1つの回避策として、タクシーを捕まえて1つ前の駅まで行ってもらって電車に乗るというのも考えましたが、タクシーが捕まりませんでした・・・orz
二次試験に進まれる方の多くはこの時期、「普通にできれば合格レベル」という方かと思います。でも、本番で実力の30%しか発揮できなければ、合格は一気に厳しくなってしまいます。本番でちょっとしたことで焦ってしまい、いつも通りのことができずに不合格になったという話は非常によく聞きます。
私の記事が参考になれば幸いですが、1人でも多くの方が本番にピークを持ってきて自分の力を十分に発揮されることを祈っております。
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