【2次初学者】解答プロセスよーろー編③
おはようございます木曜朝のよーろー@タキプロです
昨年の今頃の私は、過去問も演習もまったく歯が立たず、早くも色々諦めかけていました「諦めたらそこで試合終了だよ」なんて、自分でつぶやきながらお酒を飲んでましたね
でも大丈夫
二次試験は一次試験よりも収穫逓増型で勉強効果が出ます
私の中の急成長ポイントは二つ。
自分の思考スタイルにあった解答プロセスを確立する
言い回しフレーズ/切り口のストックを徹底的に増やす
木曜朝の私の投稿では、上記に着目して、「解答プロセスよーろー編①」「解答プロセスよーろー編②」をご紹介してきました
今回はその第三弾として、「解答フレームの作り方/使い方」をご紹介します。
さて、「解答フレーム」と聞いて思い浮かべるのはどのようなものですか?
「○○という環境変化の中、○○という強みを生かし、○○という施策を打つ。○○という効果が期待でき、事業拡大につながる」
とか?
コレを【設問解釈】の時に考えて、文で書き留めておくのは面倒ですよね(当初、私は書いてました)
そこで、私が最終的に書いてたのが、このような図(イメージ)です。
まず、鉛筆で十字を書いて、四象限を作ります。(設問解釈時)
それぞれの象限に対し、以下のような内容を割り当てます。(基本)
【左上】
外部環境…市場の変化、ニーズ
【左下】
内部環境…自社の強み、弱み、変化
【右上】
助言…アドバイス、施策
【右下】
・期待効果<小>…対策によって得られる直接的効果(「新奇さを打ち出す」「人員整理」「○○分野の強化」など)
・期待効果<大>…よくなったこと、よくすべきこと(「経費削減」「事業拡大」「収益性向上」など)。設問の要求する課題の粒度(経営課題、事業課題、業務課題)に合わせる。
次に、設問要求に合わせ、どの象限にどんな情報が入るかを予想し、脇に鉛筆メモします。
「きっと、この会社はなんか独自の強みがあって、差別化するんだろうな」などと考えながら、パッと書きます。(この精度は、過去問・演習の経験数や言い回し/切り口の暗記数で高めることができます。)
設問の内容や解答文字数によって、象限の使い方は変えてください
たとえば、「○○の理由を50文字で2点答えよ」であれば、以下のようにアレンジします。
以上のように、”図”で解答フレームを設問解釈時点で書くことで、与件から探してくるべき情報を明らかにし、作問者の求める解答の構成を大枠で決めておくことができます。
どんな情報があれば解答が書けそうか?がわかるため「脳が渇望」(「解答プロセスよーろー編②」)します。
十分に脳を渇望させたあとは、与件文を読みに行きます
「解答フレームよーろー編①」の「与件文読み」「与件情報の対応付け」を参照してください
対応付けの際に、持っているカラーボールペンで解答フレームの空いている象限に与件から情報を書き込みます(概要でOK)。設問解釈での予想解答メモが間違ってたら二重線やバツなどで消してください。
この作業が終わると、以下のようなイメージになります。
全問に対しこの作業を終了後、全体のバランスを見ます。(設問間の関係性やキーワードが使い来れているか、など)
そして、解答文字数や内容、作問者の意図に合わせて、解答を編集します。(盛り込む情報の優先順位は、期待効果>内部環境>助言>外部環境)
私の場合は、解答フレームと対応付けられた与件文から、直接解答用紙に解答を作成しました。
解答構成と材料が見えているため、解答作成は意外とすんなりいけます。文字数の感覚をつかめば、消しゴムの出番はなくなりますよ。
以上が「解答フレームの作り方/使い方」です
3週に渡って「解答プロセスよーろー編」をお届けしました。長文になってしまいましたが、読んでいただき誠にありがとうございました。
自分の思考プロセスと同期しそうな点がありましたら、是非参照し、お試しください。
あなたに合った「MY解答プロセス」が確立できますように
でわでわ
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