「2次試験の難しさって何だろう?~ゴールのが見えないと狙いが定まらない!~」

みなさんおはようございます。金曜朝の担当“すぎっち”@タキプロ6期生です。

 

2次筆記試験の合格発表まであと1週間。来週の今日には通過できたかどうかが、わかり新たなスタートとなりますね。来週の金曜日以降は新たなスタートなるので、今回は2次試験について考えてみたいと思います。

 

そもそも、2次試験は難しい試験なのでしょうか? FACTで言えば、だいたい20~25%の合格率になっています。これを難しいととるか、簡単ととるかは人によって異なる部分だと思います。ただ、どんなに試験問題が難しくても、20~25%の人は合格する試験です。

 

すぎっち的には、2次試験は難しいと思います。試験の性質としての難しさがあると思っています。いわゆる、高校受験、大学受験や簿記検定試験などは、絶対解が出るスコープで問題を設定しているので、必ず唯一無二の解答が存在します。ある半径の級の体積は誰が求めても同じになるように。今までの成長過程の中で、こういった絶対解が求められる中で育ち、そういう試験ばかり受けて評価されてきたため、自然と絶対解が2次試験にもあると思って解いていませんか? 同時に、ほかの人よりも少しでも点を取りたいと思っていませんか? 2次試験は実際の生きた企業の経営に対する分析・助言の問題であり、唯一無二の絶対解がない(※事例4の計算は除く)、もっと言うと、この案もあるけど、あっち案も捨てがたい的な感じになります。つまり、大雑把に言うと、何でも書けてしまいます。また、協会も模範解答を発表しないので、ゴールも明確にはわからない。

 

2次試験の難しさをワンセンテンスでいうと、

明確な的が見えない中で、矢を放つようなもの

でしょうか。

 

厳しい試験ですね。実際の生きている企業の分析・助言をするということを考えると、当然なのかもしれません。

合格には、ゴールを把握し、みんなが向かう方向に自分も向かう必要があります。そのために、合格者の再現答案を分析して、おぼろげながらもゴールを把握する必要があります。その上で、ほかの受験生と同じ方向に向かい、頭一個分くらい抜け出すイメージでしょうか。このさじ加減も難しい要因かもしれません。

 

今回は2次試験の難しさについての雑感をお伝えしました。来週はいよいよ、合格発表ですね。では、また来週金曜日に。

 

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