【2次試験】設問文の確認、おざなりになっていませんか?
おはようございます、日曜朝のサイトヲ@タキプロです。
東京はようやく少し秋めいた天気になってきましたが、暑さが落ち着くにつれ、風邪も流行り始めているようです。私もここ数日、鼻水や喉の痛み、首筋のこわばりなどに悩まされています…。
2次試験本番まであとちょうど2週間、体調管理には十分注意しましょう!
さて、本日は、直前期になってもなかなか演習問題の点数が伸びない、あるいは解答作成の手応えがなかなかつかめない、といった方へのアドバイスです。
先週、先々週と、添削者の視点から記されたもんの記事がアップされておりますが、私も実は、某所で添削のお手伝いをさせていただいています。
で、これまで数十件の答案の添削をさせていただきましたが、
そこで痛感したのは、設問要求(題意)にそぐわない解答を書いてしまっている受講者がとにかく多いこと。
得点が振るわなかった方の答案の総評欄に、
「設問文を落ち着いて読み、題意の把握の精度を上げましょう」
というコメントを何度書いたことか…
2次試験では、80分という限られた時間の中で2~3ページにわたる与件文を読み、情報をピックアップした上で解答を作成しなければならないので、与件の読解に早く進みたい、少しでも時間を割きたいという気持ちになるのは理解できなくもありません。
でも、いくら与件の読解を綿密に進め、解答に使えそうな根拠をたくさんピックアップできたとしても、設問文で「何が問われているか」を正しく把握できなければ、「問われたことに素直に答える」のは到底ムリでしょう。
ですので、これまで解いた模試や演習問題の点数が振るわずお悩みの方は、ご自分の設問要求(題意)の確認のプロセスがおざなりになっていないか、今一度確認し直してみることをお勧めします。
その際のチェックポイントは、大きく分けて以下の2つです。
設問要求に対して、
「盛り込むべき解答要素」が明確にイメージできるか
→例えば、「業界の構造の変化」の内容について述べよ、という設問であれば、
①「業界の構造」⇒自社以外も含めた状況・状態について言及する
②「変化」⇒①について、変化前の状況と変化後の状況を併記する
上記のように、「どんな要素が盛り込まれていれば『設問要求に答えた』ことになるのか」が設問文を読んだ時点でぱっと頭に思い浮かべられるか、確認してみて下さい。
低得点だった答案は、例えば「変化の内容」が問われているのに変化後に起きたことにしか触れられていないとか、「業界の構造」が問われているのに事例企業内固有の事情にしか触れていない、といったように、設問要求に対して「何を答えるべきか」が漠然としかイメージできていないのでは?と採点者に感じさせてしまうものが多かったです。
「制約条件」を見落としていないか
→「C社の創業からの事業変遷を理解した上で(H23 事例3)」とか
「リテールサポート事業の他に」といったような、
設問要求のマクラ言葉として付される「制約条件」をきちんと拾えているか、検証してみて下さい。
…という疑問が浮かんだ方は、タキプロの2次勉強会へお越し下さい!
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