改善したプロセス-転換点の一言~nao
こんにちは、なおです
昨日が第1次試験の合格発表でしたね。私は何度も駄目だったから残念だった方の気持ちがわかる気がします。
一方、昨年はやり方も理解し、最後まで何とかやり切ったので、第1次試験の7科目の合格を見た時は嬉しかったです。そして、追いかけてくる人達の少し前を行き、追い越されないようにしようと思いました(圧倒的に前を行くのは無理だと思ったので(笑))。
その頃までは第2次試験の演習の点数があまり高くなくても気にしておらず、理由は、通った受験校は、Aという内容が設問1の回答だったら、それが設問2の回答に入っていても×で点数は入りませんでした。
過去の第2次試験の結果などから、内容を書いているけど、違う設問で書いたら、完全に×ということはないように思いました。
このため、演習では解答内容が入っていれば、点数は気にしませんでした。
しかし、9月になり、みんな高い点数をとっていて、自分に何か足りないのだろうなと思っている時に仲間の一人が「俺たち、この解法プロセスを全部やっているのかな?」と言いました。
それは、最初に配布されたA4の裏表の合格者のプロセスでした。
私はそのプロセスを見て理解していると思っていました。しかし、その方は自分でそれを作り直して、しっかりやっているプロセスには色をつけて、やっていないプロセスは色がついていませんでした。そして、意外にやっていないプロセスがたくさんありました。すると他の方も同様に自分で作った一覧を確認しました。
私は、みんなすごいなと思いました。みんな自分でしっかりと一覧にして理解を深めていました。
その時にふと4月の頃に先生が言っていた言葉を思い出しました。
「模試を受ける時に横に紙を置いていい。それを見ながら解いていい。」
私は、初学者に言っていると思って何もしませんでしたが、手順を理解していなかったのだから、このプロセスを本当に身につけるには、問題を解く時に横において、確かめながらやる必要があると思いました。
その後は過去問を解く時に1つ1つのプロセスを確かめながら行いました。
すると、これまで気づいていたのに書きそびれた等のミスが減りました。つまり、 やるべきチェック項目や確認をしっかりできるようになりました。
例えばプロセスの一部分を説明すると、設問の要求と制約条件を確認します(その前に1段落目だけ読んだりしますが、ここでの説明は割愛します)。
その後に与件を読んで、細かいチェックをしていきます(接続詞、時系列、強調表現、ヒズミ、課題など)。
その後の工程に行く前に設問(の要求)を再確認します。
そして、対応づけ1(与件の中で、設問の答えが書いてあると思う所の右端に設問番号を書く)、
対応づけ2(設問ごとに対応する与件の段落番号を書く。なるべく全ての段落を対応づける)
などをします。
その後の詳細分析(再度チェックや分析)や編集(書く)をする前に、設問(の要求)を再々確認します。
このように設問を何度も確認することで、解答の精度があがりました。
その他にも各種のチェック項目を確実にやるようになりました。
(ただし、私も第2次試験の1,2回目の時は、上記のような細かいプロセスやチェックはしていませんでしたが、点数は悪くはなかったです。おそらく、素直に設問の要求と制約条件を解答していたからだと思います。
だから初学者の方は、上記のプロセスをやっていないからと心配する必要はなく、初学者として素直に設問で聞かれていることを解答すれば良いと思います。
昨年は、色々な項目を確認するようになったことで、プロセスが複雑化していました。このため、設問を再確認することやチェック項目のプロセスを固めた方が、漏れがなかったのだと思います。)
9月にあの言葉を聞いて、自分のプロセスを見直して、それを身につけるように行ったのは大きなターニングポイントでした。
何を改善すべきかの意識をもっていると関連した情報に反応するようになりますね。
浅草寺の観音様は慈悲深いとのことだったので、行ってきました。久しぶりの仲見世通りは、意外に長く感じ、受験の道のりのように感じました。
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