1次試験から離れて~鳥取から配信:こう【Vol.6】
みなさん、おはようございます。
タキプロ関西チームのこうです。
先日、私が住む鳥取県で診断士の会合(飲み会ですが)に参加しました。
鳥取県の診断士協会には50名くらいの会員しかいないようですが、その内の数名の方が会合に来ており、実際に県内で独立してコンサルタントをしている方もいました。
鳥取県にこんなに診断士がいたことに驚いたんですが(←失礼)、地元の金融機関の要職や役所で重要なポストを任せられている方も多く、地方における診断士のポテンシャルの高さを感じました。
自分もそうでしたが、受験生のみなさんも診断士になってどうしたいのか、ビジョンをしっかり持って勉強に取り組めば、モチベーションも上がると思います。
とは言いつつ、年間1回しか開催されない受験のための勉強はなかなか辛いもの、できれば短期間で取得したい、ストレート合格を目指す方もいらっしゃると思いますので、今回は1次受験期間であるこの時期に、私が取り組んでいた2次試験対策をご紹介します。
いつもの様に、3つのポイントでご紹介です。
①「全知識」(同友館)を手に入れる
②目次を読む(出題範囲を把握する)
③提案すべき企業の取組みのメリット・デメリットを意識して読む。
①ですが、まず、私は決して同友館の人間ではありません。。たまたま私が手に入れた教材がこれだっただけです。キャッチフレーズが「2次試験の合格者の頭にあった全知識」だそうで、2次試験の勉強範囲もろくに理解していない私にとっては丁度良かったです。
次に②ですが、これは私が前回のブログ(→こちら)でも書いたように、試験範囲の全体像を把握しながら勉強することがとても重要であるということです。
試験範囲は確定されていますし、教材もそれに沿って作成されていますので、教材の中身さえ頭に入れることができれば、試験範囲外の捨て問に手をつける必要が無くなります。
また、全体像を把握することで、2次試験の解答文章を作成する時に重要な「モレなく、ダブりなく」を意識付けすることができます。
コンサルタントが使う同様の意味の「MECE(ミーシー)」という言葉がありますが、コンサルタントになる試験では、この「モレなく、ダブりなく」を意識した解答が求められます。
最後に③ですが、本書の各テーマには診断士が提案すべき企業の取組みが記載されていて、その取組みのメリットとデメリットも記載されています。
(例えば、「採用」という企業の取組みに対して、新入社員の採用のメリットは~、デメリットは~…一方で、中途採用のメリットは~、デメリットは~…というような感じで)
2次試験では、中小企業に対応策を示す問題が必ず出題されます。その際に、企業の状況にあったメリットを示すことができなければ、解答として的外れとなり大きく減点されてしまいます。
(例えば、営業部を新規で立ち上げたいが、スピード感を持って取り組むべきところを、「新卒採用」で人材を確保するというと、ちょっと無理があるかなと。。)
留意点として、覚えようとするのでは無く、この時期はひたすら読むことに徹するということです。読むだけなので、1次試験勉強の時間も確保できます。1次試験全科目を受験する方は、1次試験のアウトプットに疲れた時に読むという風にしても良いでしょう。
この時期にやり始めれば、「全知識」も数回転させて、内容も大方理解できるようになります。そうすることで、1次試験突破後の2次試験勉強の下地を作るわけです。1次試験勉強で大変かと思いますが、心の余裕を持たせるためにも検討してみてはいかがでしょうか。
★毎週金曜日19:30~大阪で2次対策勉強会を開催しています。勉強のモチベーションを高める効果抜群なので、多年度生の方は是非ご参加ください。もちろん、2次試験未受験の方が、2次試験のレベル感を知る機会にもなりますよ!
関西チームは本日、昼・夕配信します。
昼→関西ブログリーダー アシベさん
夕→いろんな勉強方法を伝授してくれる Kappaさん
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関西春セミナーではお世話になりました。
地方の診断士業界の話は勉強になります(^^)/
私はとりあえず1次を頑張ります。
先日は遠方からセミナーに参加して頂き、ありがとうございました(^^)
香川県で診断士の活動をしている先輩がいますが、都市部よりも診断士の数が少ないため、むしろ活躍できる機会が多いそうです。
同じ地方受験者として、応援しています!