はじめまして。とも＠タキプロ関西9期です。今日は月2回のWeb勉強会班からのお届けです。
（合格体験記は、こちら）

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<自己紹介＞
拠点　京都
仕事　保険会社で企画/販売促進その他諸々の業務を担当しています。
受験歴　一次試験1回　二次試験2回（事例Ⅰ58　事例Ⅱ60　事例Ⅲ72　事例Ⅳ66）

風薫る5月。。。今の時期は何してたかなー、1年目は通勤講座倍速でようやく2回転目を終えようとし、
6月から過去問に取り組もうと計画をたてていました。
2年目は二次試験対策として「解答手順の確立」に向けて試行錯誤していました。

ところで「解答手順を確立しなさい」とか、「解答手順を確立したら成績が安定する」など皆さん言われるんですよね。
けれどその割には「解答手順」そのものずばりについて具体的に書かれたものがあまりありません。少なくとも私は見つけられませんでした。
（と、思ってたらタキプロブログに「解答プロセス」のテーマでいっぱいあった。。去年探し当てていればよかった((+_+))

なぜなのか今ではわかります。それは「当たり前のことすぎて書くほどの内容ではない」からですね。
でも今日はあえて「当たり前すぎる」解答手順について書いてみます。

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ともの二次試験解答手順

解答手順、というのは二次試験が始まってから、どういう順番で解答を作成していくかです。（そのまんまですね。。。）

ともの場合は

①業種確認のため第1段落だけ与件を読む
お菓子屋さんか金属加工業か等々、業種がわからないとピンとこないので。

②課題確認のため与件の最終段落を読む
最終段落は将来的な課題など重要なことが書かれていることが多いけれど、頭から読んでいくと結構最終段落では見落としがちなので、 とりあえず最初に読んでおきます。

③設問を読む
設問要求（問われていること）と制約条件にしるしをつけます。見落としがないよう単語ごとに区切って読むようにしていました。

④与件を読む
強み、弱み、課題、経営者のニーズ、その他解答に使いそうな気になる箇所にアンダーラインを引きながら読みました。

⑤与件を設問ごとに切り分ける
設問と与件はたいてい段落ごとに対応しているので、第2、第3段落は設問1で使う、というように与件を切り分けていきました。
（切り分けについては「中小企業診断士2次試験　世界一やさしい答案作成術」（斎尾裕司　同文館出版）が参考になりました。）

⑥切り分けに基づいて解答骨子を作る。
いきなり解答を書いてしまうのではなく、解答の骨組みを先に書きます。「解答骨子」の作り方だけで1テーマになりそうなので詳述は避けますが、 ともの場合はこんな感じでした。

平成29年　事例Ⅱ　第4問

 

 

 

 

 

⑦解答を書く
解答骨子に基づき、ひたすら文字を書いていきます。

時間配分は①～⑥の解答骨子をつくるまでで大体半分の40分くらい。残り40分で、解答欄を埋めていました。

改めて書いてみると「ほーら当たり前、なーんだ」てな感じですね。ただ大切なことは「解答手順を意識する」ではなく「解答手順を身につける」。
というかほとんど何も考えなくても習慣のようにできるくらいに、までもっていくことです。

二次試験不合格だった1年目も解答手順は意識していました。少なくとも家で勉強しているときは手順にのっとってやっていました。
が、本試験会場では見事にすっとんでたなー。極度の緊張と疲労の状態にある本番で、いつもどおりの解答手順でやるには、 やっぱり習慣の域にならないとだめなんだと思います。

解答手順は10人いれば10通りのやり方があります。
私は身につけるのに半年くらいかかりましたが、2か月で身につく人もいれば、1年くらいかかる人もいるかもしれません。

何が正しいというのではないので、自分にあったやりやすい手順を、ご自身で試行錯誤&練習してみつけてくださいね。
皆様の合格をお祈りしております。

次はあつしさんです。皆様お楽しみに！！

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