【ストレート合格戦記】9個の鉄則(2次試験)/okp

診断士受験生の皆さま、こんにちは。okpです。

自己紹介しました前回の記事はこちらです。

さて、出会いと別れが同居する春ですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
4月に新年度を迎える企業では、人事異動などで体制が変わったり、業務内容が変わったりした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

かく言う私は、この春、新規事業の企画をする部署から、経営企画部に異動になりました。
診断士試験に合格したことが、どれほど影響しているかは定かではありませんが、新しい部署でも、診断士試験で学んだことを活かしながら、世の中に貢献したいと思っています。

9個の鉄則(2次試験 全般編)

さて、本日は、私が2次試験の解答作成において、肝に銘じていた鉄則について、いくつかご紹介したいと思います。

なんにせ、時間に余裕など全くなかったストレート生でしたので、自分にできることを、いかに徹底して、1点でも多く稼ぐことができるかが勝負でした。
その中で、これだけは絶対外してはいけない、忘れてはいけない、そんな鉄則がありました。
初歩的な鉄則なので、既に意識されている方もいらっしゃるかと思いますが、何かの形で、頭の整理になればと思います。

<解答作成の9個の鉄則>

第一条 『効果』を忘れない
助言する問題にせよ、単に強みを述べる問題にせよ、その結果として、どのような効果があるのか必ず書くこと。

第二条 『時間軸』に注意
いつの時代についての設問なのか、正しく理解して解答しないと、0点になりかねません。現在の強みを問われているのに、過去の強みを答えてしまったというのは、あるあるです。

第三条 『因果』を意識する
例えば、「B社の強みは何か」と問われ、「副社長の裁縫技術」だけでは足りません。「副社長の手作りのノベルティによって固定客がいること」など、因果を意識しましょう。
ただ、これは文字数よっては調整が必要であると理解しています。

第四条 与件文中の『強み』『問題点』は、どこかの設問で使う
与件文中の『強み』はどこかの設問で活かし、『問題点』はどこかの設問で解決させるという前提で、与件本文と設問を対応させます。

第五条 『課題』とは、理想と問題点のギャップを埋めるもの
「C社の課題を答えよ」という設問で、企業の問題点を列挙するだけではダメです。

第六条 『成功体験』『失敗体験』は、将来に活かす
『成功体験』は、助言の具体策に活用し、失敗体験は同じ失敗をしないように助言します。

第七条 『留意点』を問われたら
前条にも関係しますが、『留意点』を問われたら、対象となるモノそのものの留意点のほかに「強みを失わないこと」「同じ失敗をしないこと」を思い浮かべます。

第八条 設問は1語1語チェック
設問に答えていない解答は0点になりやすいです。制約要件などを無視しないように、1語1語丁寧に読み解きながら、答案構成を考えます。

第九条 設問で具体的に定義されていないものは、回答で定義する
例えば、設問に「ビジョンの達成のために、何をすべきか」と問われたら、「~して、売上30億円を実現する」のように定義して書き直します。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
全ての鉄則が、あらゆる問題に当てはまるというものでもないかもしれませんが、もし何かお気づきになった点があったり、頭の整理の一助になっていれば幸いです。

それでは、明日は、弁護士先生でもある、いいぜんさんのブログです。
お楽しみに!

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