多年度受験者の心理 byサルマン
はじめまして。タキプロ11期のサルマンです。
これから1年間、どうぞよろしくお願いします。
まずは自己紹介から!!
1.自己紹介
年代/性別:30代 男性
職種:IT企業経営企画
受験歴:1次4回、2次5回
勉強方法:独学+勉強会
使用テキスト:
(1次) TAC スピードテキスト+問題集
(2次) ふぞろいな合格答案シリーズ
2次試験合格者の頭の中にあった全知識
中小企業診断士2次試験事例IVの全知識&全ノウハウ
受験動機:経営企画の業務にダイレクトに知識が活かせる資格であるため。
2.多年度受験生の心理
中小企業診断士試験の特徴の一つは、1次試験と2次試験の性質が大きく異なることがあります。
例えば、私が別に持っている全国通訳案内士という資格の場合、試験内容は1次筆記(外国語+日本歴史+日本地理+一般常識+通訳案内の実務)+2次口述ですが、2次口述の内容は日本の歴史又は地理について外国語で説明を求めるもの、通訳案内の実務をロールプレイングで行うもの、といった具合に関連性が高く、1次が受かりやすい人は2次も受かりやすいですし、逆もしかりということになります。
一方、診断士試験の場合は、経済学・経営法務・中小企業経営/政策などはまず2次試験に出てくることはないなど、かなり毛色の違った内容になっています。
そのため、受験生を分類すると、①1次試験も2次試験もすぐに通る人、②1次試験に苦戦したが2次試験はすぐに通った人、③1次試験はすぐに通ったが2次試験は苦戦している人、④1次試験も2次試験も苦戦している人、という4パターンの人が出てくることになります。
私はこのうち、③の典型的なパターンでした。以下が私の受験歴です。
2015年 1次合格 2次不合格
2016年 ― 2次不合格
2017年 1次合格 2次不合格
2018年 1次合格 2次不合格
2019年 1次合格 2次合格
私のようなパターンの人には、2次の学習をすることはもちろんですが、とにかく「折れない」ということが大事になります。
2次試験は正解が発表されていないというある意味理不尽感のある試験。1次試験が得意な受験者であればなおさらとなります。
個人的には2018年は1次試験が500点を超える高得点にも関わらず、2次試験は不合格であったことから、心理的ダメージは大きかったです。
なんで1次こんだけ頑張ったのに、不合格なんだ、こんな試験やるだけ無駄なのでは、というネガティブな思考が出てきます。
そうした、ネガティブな思考を抜け出すのに幸運だったのは、私の場合1次知識が仕事の役に立つ経験が多かったこと。例えば特許の話をしていて、特許の存続期間が知識としてスッとでてくると、2次に落ちていても、1次を勉強していてよかった、というのを実感できます。
たとえ、2次試験に不幸にして落ちても、1次を通っていることは無駄ではないです。努力した分が無駄になっていないことがわかっていると、頑張りがいが出てきます。
折れてやめてしまうのが唯一の負けパターンです。
中には、私と同じパターンを10年以上続けて合格を勝ち取った人もいます。2次試験が不得意なタイプの方は、とにかくめげずに自己嫌悪に陥らずに頑張ってください!!!
次回は、つよぽんさんです。お楽しみに!
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