診断士:2次試験 基本に戻ってみる
2次試験コンテンツ目次 >2次試験全般のテーマ一覧 >2次試験関連コラム
おはようございます。
アメフトつっき@タキプロです。
先週、実務補習の2回目をようやく終えることができました。
あと1回残っていますので、是非来年2月に皆様とご一緒
できれば幸いです。
実務補習を通して改めて感じたのは、2次試験の診断プロセスが
企業診断の基本になっているということです。
2次の診断プロセスは、人によって多少違ってくると思いますが、
基本は、
①「経営理念、経営ビジョン」を理解する
②「SWOT分析」を行う
③SWOT分析の結果から「経営目標」「経営テーマ」をたてる
④「経営戦略(重要論点)」を明確にする
⑤経営戦略から「具体的施策」を考える
になると思います。
これは実務補習でもまったく同じようなプロセスで企業を
診断します。
私がお勧めしたいのは、与件文を読んだあと、解答を考える前に、
問題の内容に関係あろうがなかろうが必ず、この①~⑤を紙に
書くということです。
特に③と④は忘れがちになり、いきなり⑤にいってしまうことが
あると思います。
これが一番危険な、俗に言う思い込みになってしましますので、必ず
①~⑤まで順を追って、更に整合性を保ちながら、おこなってください。
解答のヒントは必ずこの①~⑤の結果になんらか
関係してきます。
診断プロセスを何も考えずに、問題ごとに解くとプロセスが
バラバラになり、自爆するリスクが高まります。
診断プロセスを紙に書くことで、客観的に経営を見ることが
できます。
要は、二次試験で陥りやすい自分の思い込みを防いでくれると
思います。
絶対的に変わらない診断プロセスですので、二次の点数が
伸び悩んでいる方は、もう一度、基本に戻ってみるのは
どうでしょうか。
目新しい技術ではありませんが、感覚を掴んでしまえば、
非常に効果的であると思います。
明日と週末、大切な大切な勉強時間が確保できるチャンスが
あります!
がんばってください!!!