二次試験対策で行き詰まったら byだい
みなさんこんばんは。関西タキプロのだいです。
もうすっかり夏になりましたね。
これだけ暑いと長時間集中するのも大変だと思いますので、気分転換を兼ねて行える勉強を紹介していきます。
読書をすること
今回紹介する勉強方法は、読書をすることです。
私は受験生の頃、事例Ⅱの試験委員である岩崎邦彦先生の「小が大を超えるマーケティングの法則」を読むことによって、事例Ⅱに対する苦手意識を無くすことができました。以下ではこの本を読んで私が得たことを書いていきますので、私のように解答作りに行き詰まっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
小が大を超えるマーケティングの法則
「小が大を超えるマーケティングの法則」では中小企業が行うべきマーケティングや、向かうべき方向性について大企業との対比で書かれています。例えば、企業が目指すべき方向として大企業は総合化、中小企業は専門化という違いが挙げられています。なぜかというと、大企業が専門化しても市場が小さく十分な売上が確保できませんし、中小企業には総合化して戦えるほどの経営資源がないからです。
重要なのはそれらの違いは優劣ではなく企業規模ごとの適正であるということです。よって中小企業診断士試験に出てくる企業に関しては、総合化につながるような戦略を提案することは多くの場合正しくないということに気が付きました(もちろん必ずとは言い切れませんが)。また全体を通じてデータやストーリーを豊富に交えながら語られていますので、試験対策用の本で勉強するよりもかなり理解が深まりました。
事例Ⅱは他の事例よりも、思いつきや突飛なアイデアを使って解答を書いてしまいがちなので、この本を読んで中小企業のマーケティングの原則を理解しておきましょう!
注意点
ただし読書をするという勉強法には守るべき注意点があります。それはしっかりと目的を持つことです。例えば私の場合は、解答に書く要素を絞り込む際の基準を持てるようになるということを目的としていました。
読書は勉強よりも負担が少なく楽しいので、ついついたくさんの時間を使いたくなりますが、それだけで解答を作る能力が急に上がるわけではありません。本を読む目的を達成したら普段の勉強を再開して、地道に練習をしましょう。
読む本については、自分の苦手に合わせて読むのが良いと思います。私の場合は事例Ⅱで何を書いたらいいか分からなくなることが多かったので、「小が大を超えるマーケティングの法則」を選びました。この本は試験委員の方の著書なので試験対策としてとてもおすすめです。
事例Ⅲで行き詰まっている方は、ぜひいしーちゃんの記事を参考にしてみてください。
終わりに
今回は息抜きを兼ねた勉強として読書を紹介しました。高いモチベーションを長期間維持することは大変だと思いますので、嫌になってきたら無理をせず、できることをしましょう。
次回はだんごさんです。お楽しみに!
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