【2次向け】マス目を上手に埋めるために その2
こんばんは。“今年の知財条約はベルヌ条約が出るんじゃなかろうかと無責任に予想してみる”なず@タキプロです。
直感的出題予想はさておきまして、平成24年事例Ⅲの第4問を題材とした解答の書き方の続きです。(前回分は→こちら←)
前回は次のような文章で引きました。
「これで140字という比較的長い解答も30字~40字程度のブロックをいくつか作る問題に分解されました。この程度の文字数であれば比較的簡単に作文できると思います。」
今回はこの30字~40字程度のブロックを作ることを考えてみます。
その前に問題文を復習しましょう。
C社の既存製品の販売数量は減少傾向にあり、さらに既存顧客から製品単価の引き下げ要求がある。それを克服して収益性を高めるためには、あなたは中小企業診断士としてどのような方法を提案するか。Y社との新規取引以外で、C社にとって実現性の高い提案を140字以内で述べよ。(平成24年度事例Ⅲ第4問より)
ついでに解答骨子も。
C社の収益性を高めるため、①~、②~、③~、④~、を提案する。
さて、この①~④に入れる提案を考えるのが今日のテーマです。まずは、解答にも盛り込んだ「目的」に着目しましょう。
「収益性を高めるため」です。
収益性を高めるのですから、提案としては2つが考えられます。すなわち、「売上高を増やす」か「コストを減らす」かですね。今回は提案を4つ挙げることを考えましたので、この2つを4つに広げてみます。
「売上高を増やす」→「客単価の向上」、「客数の増加」
「コストを減らす」→「製造原価の削減」、「販管費の削減」
ここくらいまでが、問題文を読んだ時点で予想できるところですね。この4つの提案を解答骨子に加えてみます。
C社の収益性を高めるため、①~による客単価の向上、②~による客数の増加、③~による製造原価の削減、④~による販管費の削減、を提案する。
あとは与件文を読んで、「~」の部分に当てはめられそうな記載を探すだけです。実際に与件文を読んでみると、上の4つの提案の根拠になる記載がないかもしれません。今回は4つの提案に対して4つを予想して挙げましたが、多めに予想して与件を読みながら取捨選択するというのが実戦対応になるかと思います。なお、今回はマス目の埋め方がテーマですので解答は最後まで書きません。ここまでを参考にしてご自身で考えてみてください。
いかがでしょうか。このようなブロック作りを時間のあるゴールデンウイークにやってみるのも良いと思います。
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*2次試験対策では、すべての設問を議論の対象とすることは時間の都合上できません。なるべく受験生の希望を反映するため、参加申し込み時にディスカッションをしたい問題をご記載いただければと思います。
また、題材の事例について事前に解答を作成し、5部程度コピーをお持ちください。
*1次試験対策を希望される方は、参加申し込み時に対策をしたい科目と、どのようなことをしたいかを簡単にご記載ください。
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