1週間後に2次試験を控えるみなさんへ(応援メッセージに代えて) by ヤマフリ
読者のみなさん、こんにちは。
6回目の登場タキプロ13期自称アイドルグループ TKP43のヤマフリと申します。
TKP43って何?という方…本試験1週間前の今、どうでもいいことです。
「いやいや、気になって仕方がない!何なんだ、TKP43って!?」という奇特な方はこちらでご確認ください。
以下、私の過去記事です。
1回目:多年度受験生の方へ 大丈夫です!私のほうが長いです!!
2回目:ゴールデンウィークまでは第1章、ここから合格に向けて第2章が始まる
3回目:事例Ⅰは人と組織をカスタマイズ 大事故のおかげで学んだこと
4回目:妬まず僻まず、正しく努力していますか?
5回目:理想的なファイナルペーパーの作り方
お時間に多少ゆとりのある方、タイトルに関心をお持ちの方、よろしければ一読いただけたらと思います。
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■はじめに
いよいよあと1週間後ですね。
静かな気持ちで迎えていますか?それともざわざわと落ち着きませんか?
緊張感を煽る気はさらさらありません。
読者のみなさんには、できる限り平常心で当日を迎えていただきたいと思っています。
多年度受験生の私はどうだったのか?と言うと2次試験は初めてという方には参考にならないかもしれません。
確かに1回目2回目受験時は翌日のことを考えてなかなか寝付けなかったものでしたが、
6回目ともなると神経も太くなるもので、軽く晩酌してあっという間に眠りにつきました。
前泊したホテルから時間的にゆとりをもって試験会場に向かい、特に慌てることもなく1日を終え、ターミナル駅で勉強仲間と待ち合わせしてお茶して帰宅しました。
■緊張する原因
- 交感神経の活発化
交感神経は、身体の活動性を生み出す神経系です。昼間や活発に活動する時間帯に優位になります。
交感神経が活発化すると、心拍数が増加したり、血管収縮、瞳孔散大や汗の分泌などが生じます。 - 自分自身へのプレッシャー
プレッシャーを感じやすい人は緊張しやすいと言われています。
絶対に失敗できない、人生がかかっているなど、自分を追い込む過度なプレッシャーにより、
闘争・逃走反応が起き緊張します。 - トラウマ
過去に同様の場面で失敗した辛い記憶がよみがえり、再び同じ結果になるのではないかという不安が原因で緊張を引き起こします。 - 準備不足
急なプレゼンや突発的な挨拶など十分な準備ができず本番に臨むため、イレギュラーな事態に対応できず頭が真っ白になることがあります。
(私も本試験中、経験したことがあります。詳しくはこちらをご覧ください。「事例Ⅰは人と組織をカスタマイズ 大事故のおかげで学んだこと」)
■緊張をほぐす方法
- 深呼吸する
深呼吸は腹式呼吸であり、深く息を吸って吐くことで肺の下の横隔膜が上下に動きます。
横隔膜には自律神経が密集しており、ゆっくり呼吸することで過剰な交感神経のバランスが取れます。
鼻から4秒くらいで息を吸い、倍の時間をかけて口から息を吐きます。 - 手のツボを押す
手首にある横じわの小指近くの少しくぼんだ所にある「神門」、手の甲の親指と人差し指の骨の分岐点あたりの人差し指寄りにある「合谷」。
これを親指で気持ちいいと感じる強さで、左右30回ほど刺激します。 - 軽くジャンプする
副交感神経とつながる胃や腸を刺激し、緊張がほぐれます。 - 軽くストレッチする
体の緊張をほぐすことで心の緊張もほぐします。
腕を前に伸ばし交差して両手のひらを合わせます。そのまま上にあげ、背伸びをします。さらに左右にゆっくりと傾け、わきの下などの体側を伸ばします。
これを何度か繰り返し、大きく息を吐きながら両手を下ろします。 - 首を温める
首の後ろを温熱シートなどで温めることで、自律神経が刺激を受け緊張改善につながります。 - 緊張をほぐす効果がある食品
いくつかありますが、試験会場への持ち込みができそうなものをピックアップします。
チョコレート
緑茶
ハーブティー
バナナ
クルミ
■2次試験の考え方
2次試験1週間前のこのタイミングでみなさんにブログを通じてメッセージを送ることができるのは非常に光栄なことだと思っています。
きっと私が試験合格まで10年を費やし、6回目の2次試験ですべての事例でA評価が取れたこともあり、受験生のみなさんのお役に立てるようなメッセージが送れるものとして、この機会を割り振られたのだろうと考えています。
タキプロに参加して約8か月、多くの受験生の回答を拝見しました。
タキプロだけにとどまらず、執行部を務める勉強会でもさまざまな回答を見てきました。
その経験を通じて感じることは、「少々難しく考えすぎではないか」ということです。
考えに考え抜いた結果、自分の考えや思いを排除しきれていないのではないだろうか。
そんな風に思える回答が多々見られるように感じます。
ふぞろいなどで合格者の回答やA評価回答を目にしたとき、「意外とシンプルだ」と感じたことはありませんか。
私は受験生時によく感じていました。
シンプルかつ素直な回答が優れた回答ではないかとの考えに至りました。
それがなかなか難しいところではあるのですが。
ただ「シンプル」や「素直」というのは主観的で抽象的ですよね。
人によって程度が異なり、シンプルだと思える基準、素直だと思える基準ってまちまちです。
私の考えるシンプルかつ素直とはこういうことです。
『「2次試験って結局こういうものだ」を理解し、必要な知識を用いて、与件文の言葉で回答する。』
イメージとして以下のようになります。
第1問で、現在の事例企業の内部資源や外部環境が問われます。
第2問から第4問は機能戦略が問われることが多いです。
設問には期待される効果、施策の目的が書かれているので、診断士らしく1次試験でインプットした知識を用いて与件文の言葉で効果・目的に導きます。
第5問では、第1問であげた強みや第2問から第4問で克服した弱みを機会に活かす「S+O戦略」でさらに成長を目指すべく助言します。
回答は問われていることに答えること、一切の思い付きを排除すること、記述の際には因果が途切れていないか、因果が乱れていないか、与件文の言葉で答えているか、に配慮し、読みやすい「シンプルで素直な」回答を試験会場に置いてきてください。
■おわりに
緊張についてのお話をさせていただきましたが、決して緊張が悪だというつもりはありません。
適度な緊張感はパフォーマンスを高めてくれるということはよくあることです。
過度に緊張して「頭が真っ白」という状態は回避してほしいと思います。
当日の対応って大事ですよね。
一例として、日頃の勉強では難しいNPV問題など勉強仲間に講義するほどの理系大学卒実力者が、診断士試験で初めて管理会計に触れた財務会計凡人よりも点が取れなかったという話はよく聞きます。
何が要因なのかはケースバイケースだと思いますが、緊張感コントロールやシンプルかつ素直に対応ということも無縁ではないと思います。
「心は熱く頭は冷静に」対応してきてください!
次回はまなをさんの登場です。
お楽しみに!
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