事例Ⅰー得点アップにつながった抑えどころとは?byビーノ
読者のみなさん、おはこんばんちは!(=゚ω゚)ノタキプロ14期のビーノと申します。
さて早くも3回目のブログ執筆、今回は事例Ⅰがお題です。
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1.はじめに 自己紹介
まずは簡単に自己紹介させてください。
年代/性別:40代半ば/おっさん
職種:通信会社で主に子会社支援業務をやっています。
受験歴:1次1回(R3年度)、2次2回(R3年度、4年度)
※事例ⅠはR3年度57点➡R4年度71点でした。
勉強方法:1次:スタディング、2次:スタディング+独学(市販参考書)
今回は、私がR3年度の二次試験不合格から、R4年度再受験までの勉強において気づいたことを、率直に皆さんへお伝えしたいと思います。少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです(^^)/
2.ポイント① 事例Ⅰは「組織・人事」の問題であること
おいおいビーノ、何言ってるんだ?そんなの当たり前だろ?
そう思われたそこのあなた!これ、意外と陥りやすい罠だと考えています。
例えば、事例Ⅰにおいて「A社が今後、売上を拡大させるにはどのような方法が考えられるか。中小企業診断士として、●文字以内で助言せよ」という問題が出た場合、皆さんならならどう考えるでしょうか?
二次試験を受けられる皆さんの頭の中には一次試験の知識が詰まっているはずですから、
・インターネット広告を実施する
・他社差別化を意識した製品を開発する
など、マーケティングや製品観点の助言を思いつく方も、たくさんいらっしゃると思います。
実務においてはそれももちろん大切です。が、事例Ⅰ=組織・人事の問題ですから、試験で↑のような事を回答しても、点にならない、ということを意識せねばなりません。
事例Ⅰとして考えれば、「社員に対し販売コンテストを実施し士気を高め、売り上げを伸ばす」など、組織・人事観点の方法を述べるのが正しい回答の方向性です。これが頭で分かっていても、私は余計なことを書いてしまいがちでした(;^ω^)
そして、私がR3年度、事例Ⅰで60点に届かなかったのは、これが原因だと自己分析しています。
そんなこともあり、それ以降、事例Ⅰの過去問を解く際も、そしてR4年度の本番の際にも、「組織人事・組織人事・組織人事」と、心の中で3回唱えてから取り掛かるようにしていました。これはほかの事例にも言えることですが、各事例が何に対する回答を求められているのか、を常に意識することで、回答の方向性を誤らないようにすることは、実は大事なことなのです。
3.ポイント②制約条件を見逃さないこと
は?そんな事は言われなくてもわかってるぜ?(チッチッチッ)
はい、皆さんも「んなこたあ、お前に言われんでもわかっとるわい!(# ゚Д゚)」と思われたことでしょう。
ですがこれも頭で分かっていても、本番で正しく読み取ることは、案外難しいものだと思います。
例として、平成30年度事例Ⅰ・第1問で考えてみましょう。
さて、この設問における制約条件はなんでしょう?皆さん考えてみてください⌚
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そうですね、この設問ですと「競争戦略の視点から」という部分が、制約条件となると思われます。
つまり、競争戦略に触れられなければ得点にならない、具体的には、この設問においては、1次試験科目の企業経営理論で学んだポーターの基本戦略に関する知識を踏まえ、回答する必要がある、ということです。(中小企業であれば、だいたい差別化集中戦略がセオリーですが(;^ω^))
この「制約条件を見逃さない」という観点は、ほかの事例でも非常に重要です。
少し脱線しますが、令和元年度事例Ⅱ・第2問を見てみましょう。
いかがでしょう?制約条件、いくつあると思われますでしょうか?皆さん考えてみてください⌚
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私が考える制約条件は以下の5つです。
・インスタントメッセンジャーのアカウントを用いる(=ほかの方法は×)
・デザインを重視する(=デザイン重視でない顧客は対象外)
・既存顧客(=新規顧客に触れる必要はない)
・客単価を高めるため(=客数を増やすことに言及する必要はない)
・個別に情報発信(=マスマーケティングではなく、One to Oneマーケティングを意識)
制約条件を正しく読み取れないと、作問者の出題意図から大きく的を外した回答を作ってしまう可能性があります。これを回避するためには、設問を読む際に「これは制約条件では?」と思う部分に線などを引いておき、自身が作った回答と照らし合わせ、齟齬がないかどうかを確認するクセ付けが有効です。かくいう私も、過去問を解きまくるだけでなく、この視点を意識することで、制約条件を捉えた回答を作れるようになりました。
4.おわりに
いかがでしたでしょうか?頭でわかっていても、限られた時間の中で実行しようとすると意外と難しいことって、他にもよくあると思います。例えば、一次試験であれば、「最も適切なもの」を選ぶ問題と、「最も不適切なもの」を選ぶ問題がありますが、これを取り違えてしまったりと・・・
これを回避するためには、①一呼吸おいて意識すること、②過去問や問題集をとにかく繰り返し解いて慣れること、この2つが大事だと私は考えています。また、勉強仲間を作り、議論しあうことも非常に有効だと思います。
私たちタキプロでは、ZOOMやFacebookを活用した二次試験向け勉強会を定期的に開催していますので、興味がおありでしたら、ぜひ一度参加してみてください(^_^)v
次回はべーやんさんの登場です。
お楽しみに!
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最後に読者の皆さんにお知らせです。
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