事例Ⅰを安定した得点源に!byシン

事例Ⅰ

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期のシンと申します。

二度目のブログ執筆となります。
今回は「事例Ⅰ」を担当することとなりました。

■はじめに

1次試験まで残り約1か月となってきました。
みなさま勉強は進んでおりますでしょうか?

わたしは昨年2次試験2回落ちにより失意のなか1次試験を受けなおししたのですが、4月に単身赴任となったこともあり、この時期なかなか勉強が捗らず苦労しておりました・・。

■2次試験における事例Ⅰの位置づけについて

私は2次試験を2020年から3年連続受験しました。

結果として、最も学習時間を費やした事例Ⅳで一度もA評価をとることができませんでしたが、一方で事例Ⅰについては学習時間そこそこで3年連続でA評価をとることができました。

私にとっては、知識やお作法によって得点のバラつきを抑えることができる(と信じている・・・)事例Ⅰを安定した得点源にすることで、難易度の高い事例Ⅳや発想やアイデアによって得点にバラツキがでやすい事例Ⅱの不安定さをカバーすべく学習に取り組んでいました。

■前提となる知識やお作法について

試験本番では最初に取り組む事例であり、極度の緊張のためバランスを崩し実力を発揮できなかったということにならないよう、前提となる知識やお作法が重要であると考えます。

前提となる知識はTBC受験研究会の抽象化ブロックシートをメインに使用し、スマホに取り込んで通勤中に毎日見ていました。

その他にも中小企業庁が公開している小規模企業白書の概要版や中小企業の新事業展開事例集などを会社の昼休みなどに目を通したりして、中小企業のとるべき戦略や使えそうなフレーズを身につけるようにしていました。

たとえば、オープンイノベーションを成功させるために重要なポイントは?

①連携企業との事前の信頼関係の構築

②明確なゴールの設定と共有

など、事例Ⅰに関する知識だけではなく、その使い方や考え方を白書の概要版で確認していました。小規模企業の様々な好取組事例が掲載されていますのでいろいろ参考になるかと思います。

お作法については、具体的な設問文の問いを、自分の知識で抽象化し、与件文からパーツを拾って具体化していくという、具体→抽象→具体のプロセスを重視しておりました。いきなり与件文を読むのではなく、まずは設問文を読み、設問文の内容から解答骨子を作成し、解答に必要なパーツを与件文から拾いにいくというイメージです。

解答骨子を作成するにあたっては、設問文は「経営戦略」「組織構造」「組織活性化」「人的資源管理」「その他」のどのレイヤーに該当する問いなのか、また時制は、過去なのか将来(類推)なのか、を意識していまいました。

そうすることにより解答すべき内容のバラつきを抑え、得点の安定化につながると考えています。

■具体→抽象→具体のプロセスについて

そもそも受験1年目はこのようなロジックは知りませんでした。

2年目にTBC受験研究会の通信講座を受講したことにより学んだのですが、抽象→具体の意味がなかなか分かっておらず、習得した知識を解答にそのまま書くことをしてしまう時期があり、解答時間は格段にスピードアップしたものの、与件文の内容に沿った解答ができておらず、スランプに陥った時期もありました。

知識をそのまま解答に書くのではなく、与件文から知識に合致したパーツを集めて具体的な解答を作成するということに気づくまでかなりの時間を要してしまいました・・・。

■時間配分について

時間配分は以下を目安に取り組んでおりました。

  • 最初の5~7分間で具体的な設問文を抽象化する。
  • 7分から30分で与件文から、回答のベースとなる段落を抜き出し解答骨子を作る。
  • 30分経過後から具体的な回答の作成に入る。
  • 5分前には回答をし終え、残りの時間で記入ミスがないよう見直しをする。

タイムマネジメントを徹底することで、80分という限られた時間の中で効率的に安定した回答を作成するよう心掛けていました。

■おわりに

わたしは昨年の2次試験の学習は1次試験合格後に開始しました。1次試験も十分に難しい試験だと思いますので、2次試験とは関係ない科目についても疎かにせず取組されることをおすすめします。一次試験の合格率から診断士受験者層はレベルが高いなと毎年思っています。

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次回はサトさんの登場です。
お楽しみに!

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