87点が取れた事例Ⅰについて byおくそん

事例Ⅰ

タキプロ15期の   おくそん と申します。 

受験生の皆様、1次試験お疲れ様でした!自己採点が良かった方も悪かった方も9/3の合格発表まで天命を祈りつつ…、2次試験の学習を始めて参りましょう!

前回の合格体験記 の通り、(1次試験も大変ですが…)診断士試験の難敵は間違いなく正解がない2次試験です。今回は私がR5で最も高得点が取れた事例Ⅰについてご紹介させて頂きます。

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■2次試験のお作法

釈迦に説法、河童に水練、中村俊輔にフリーキック ですが、2次試験は与件文の長さ、解答字数の多さを制限時間80分でこなさなければならない、絶妙な時間が足らなさが非常に憎たらしい試験です。(時間が90分になるだけで難易度が変わるはず…)

最初に問題用紙を破ってメモ書きを作る、与件文からでなく設問文から読む、等は各々に合った方法がある為、私からは何も申し上げません…

ただ(1)着眼点と設問別に色ペンを分ける、(2)80分のおおよその時間配分を決める、は点数UPに有効でしたので、下記にてご紹介したいと思います。

1、(1)着眼点用→蛍光ペン1本、設問別→色ペン6本を準備します。

2、下記の時間配分に沿って問題演習を行います。

〜1分受験番号記入、解答メモ作成
〜3分(2分)与件文の第1段落を読む、設問解釈&設問別の配色決定…①
〜13分(10分)与件文を読み込み、解答に繋がりそうな着眼点に蛍光ペンで下線を引く…②
〜20分(7分)着眼点を時系列等で設問別に選別し、色ペンで上書き…②
〜40分(20分)解答メモ作成…③
〜78分(38分)解答作成
〜80分(2分)見直し(受験番号、氏名、等)

過去問を上記に基づいて解くことで、身体にノウハウと時間配分を染み込ませて本番に臨みます。

皆さんに合った方法がありますので、「厳密に上記時間の通りにやること」でなく、「ご自身に合った時間配分を予め決めておくこと」が重要です。(→どの配分が良いかは過去問演習を繰り返して自分で探すしかないです!

■R5年度解答作成

上記に基づいた解答作成をご紹介します。

①設問解釈&設問別の配色を決定

 こんな感じです。設問解釈は↑前回記事(合格体験記)の

 設問解釈トレーニング→TBC2次速習テキストで演習>>youtubeで復習  を参考にされてください!(丸投げw) 時間がない中でも取り組め、効果が高いのでオススメです。

②着眼点に蛍光ペンで下線 → 時系列&設問別に色ペンで上書き

 こんな感じです。最初は持ち替えが面倒で、シャーペンで波線&2重線でやってましたが、FFⅥの魔大陸脱出でシャドウを何度置き去りにしたかわからないくらい、制限時間が足りないことでテンパるタイプなので、この方法が一番しっくり来ました。

実はR5事例Ⅰでは試験中に、色ペンの線部分だけだと、解答の字数が足りない…!と漏れまくっていたのですが、その中でも蛍光ペンの着眼点から残りの要素を探せば良かったので、予防線(うまいっ!)になった認識です。

③解答メモ作成

 敢えて恥部を晒しますが、こんな感じです。緊張と酸欠(前回記事参照)で普段から汚い字が更に汚くなって、当日も読めませんでしたが、今見ると、更に読めないですw まあ解答用紙じゃないんで、こんな字でもよいんですよ!ということがわかってもらえればな、と。

■解答作成

私の解答を紹介して参ります。事例Ⅰ(事例Ⅱ&Ⅲでも)で意識したことは、

50%>>与件/50%>>知識からキーワード を要約テクニックを最大限駆使して詰込むです。

上述の通り、解答の赤字>与件(含む要約)青字>知識からキーワード で表記してみますね。

第1問

統合前の A 社における①強みと②弱みについて、それぞれ30 字以内で述べよ。

質高いサービスと独自メニュー開発する互助体制と問題解決風土

仕入業者と地元固定客高齢化で売上と仕入が不安定

〈当日の心境〉→ここ最近はALL100字問題が多かったのに変則的な字数ばっかりや…。強み弱みやから100%与件文から抽出せんと。 1問目は落とせへんけど、字数少なすぎ。。「統合前のA社」の時系列に注意しつつ、あまり時間をかけず2−3要素を無理やり要約して事故を防ごう…!

第2問

A 社の現経営者は、先代経営者と比べてどのような戦略上の差別化を行ってきたか、かつその狙いは何か。100 字以内で述べよ。

経営資源の集中で大手競合と価格競争を避け高付加価値な製品で差別化。狙いは①メニュー絞込みと出前廃止で社員負荷低減しサービス力向上②厳選材料で独自メニュー開発し差別化を行った。離職率低下。

〈当日の心境〉→全ノウの与件文なしトレーニングの類似問題!(ラッキー⭐️)ただ全く同じはあり得へんから「どのような差別化」と「狙い」に分けて、各40−60字で解答作成しよう。 (最後2分の見直しで)この問題だけ字数余ってるな…とりあえず「離職率低下」と書いておこう

第3問

A 社経営者は、経営統合に先立って、X 社のどのような点に留意するべきか。100字以内で助言せよ。

留意点は①X社社員とアルバイトの士気低下②省力化優先で社員間の希薄な連携をX社経営者が補完③営業時間長く社員負荷向上で離職率高く④商品やサービスの差別化が出来てない為、改善が求められる。

〈当日の心境〉→留意点!一番曖昧なやつ! 「経営統合に先立って」なので課題だらけのX社を与件文要約で列挙して、ねとたすさんがよく使う「改善が求められる。」で第4問に繋がるような、それっぽい文章にしよう。

第4問

A 社と X 社の経営統合過程のマネジメントについて、以下の設問に答えよ。

(1)どのように組織の統合を進めていくべきか。80 字以内で助言せよ。

(2)今後、どのような事業を展開していくべきか。競争戦略や成長戦略の観点から100 字以内で助言せよ。

(1)A社接客リーダーへX社統括する権限委譲しX社社員へ全社目標明確化で共通目的化し社員間連携強化で互助体制構築し組織活性化。公正評価の成果給や教育で社員の士気向上。

〈当日の心境〉→第3問と第4問(1)を繋ぐ設問っぽい。統合はA社とX社の双方向性が必要やけど、書き方が難しい…そういや店持ちたがってた奴がA社に。。いたー!!!!! 組織はこの人を中心に「毛深い猫」して、あとはX社社員&バイトが拗ねないよう「幸の日も」から2−3要素を添えよう。

(2)口コミを頼りに食べ歩きする外国人や若者へ営業時間を絞込み負荷低減でサービス力向上、X社でA社独自メニュー販売しニーズを基に新商品開発して他社と差別化。X社食品卸活用で仕入安定化し、シナジー発揮で売上拡大。

〈当日の心境〉→競争戦略>>差別化集中、成長戦略>>アンゾフか。。ん?問題が事例Ⅱっぽくないか? そっちに振るのは怖いけど、問題で聞かれている通り、素直に勇気を持って書くしかない!

■ふぞろい採点

因みにちょうどR5年度のふぞろいが7/23に発売されましたので、問題別に採点してみたところ、下記の通りでした。

第1問  18/20点

第2問  18/20点

第3問  18/20点

第4問(1) 19/20点

第4問(2) 16/20点

合計    89点

誤差2点はさすがですね!皆さんもふぞろいをどんどん活用して、キーワードを頭に入れて試験に臨みましょう!!

■おわりに

次回は、フッキー さんの登場です。 

お楽しみに! 

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