【2次試験攻略】事例Ⅰ対策(その3)
こんばんは。黒@タキプロです。
先週土曜日はタキプロ関東2次セミナーを開催しました。
出席いただいたみなさん、おつかれさまでした
プレゼンをしながら、みなさんの熱気をヒシヒシと感じていました。
試験当日最後の瞬間まで、気を抜かず、あきらめず、駆け抜けましょう
木曜の夜は今週もコレ。黒の2次試験攻略。
本日は、「事例Ⅰ対策(その3)」です。
前回までは、事例Ⅰを難しいものにしている要因ということで、2つの要因を紹介してきました。
要因 :答えが与件文に書かれていないことが多い
要因 :組織・人事の事例なのに、他のテーマでも解答を書けてしまう
今回は切り口を変えて、事例Ⅰの第1問をクローズアップしてみたいと思います。
■事例Ⅰの第1問
言うまでもなく、試験当日最初に見ることになる事例ですね。
この問題への入り方がうまくいくと、精神的に大きなアドバンテージになります。
一方で、うまくいかなかった場合に備えて、
精神的にダメージを負わないよう心構えをしておくことも大事ですね。
でもどうせなら、うまく入っていきたい。
そこで私は、この第1問を非常に大事にして、特別な対応をとっていました。
第1問の特徴は、A社の業界について問われることが多いことです。
過去問を振り返ってみると・・・
22年度: ○砂糖業界の環境変化と事業展開の変容について~
21年度: ×(A社とF社の強み)
20年度: ×(A社の強み)
19年度: ○宝飾品市場はどのような不透明さや複雑性を~
18年度: ×(A社の強みと弱み)
17年度: ○Webビジネスは~経済効果からみて、その違いを~
過去6年で3回の出題。5割。
対策をとっておく価値は十分ですね。
ちなみにそれ以外の3回では、強みと弱みが問われていて、
どちらかというとベーシックな問題になっています。
こちらは特別な対策をしなくとも、一般的な対策でなんとかなりそうです。
さて、この手の「業界問題」が出た場合、どんな対応をすればいいでしょう
私がとっていた対応は次の2つ。
①A社ではなく、業界の話で書ききる
あたりまえですね。
でもこれ、あくまでも「業界」について解答を書くんだと意識しないと、
いつの間にかA社のことを書いてしまったりします。
A社の話を書いていいのは、どうしても業界についての記述がない場合。
この場合に限り、抽象度を上げてA社のことを書いていました。
②最初に片づけてしまう
他の問題と関連が低い可能性が高いので、最初に片づけてしまいます。
①と関係しますが、他の問題と並行して解いていると、
A社の話と業界の話が整理しづらいので、先に片づけていました。
こうみると、当たり前のことばかりですが、
私はこれを意識しておいたおかげで、昨年の試験、落ち着いて入っていくことができました。
なんせ、朝一の一番緊張している時間です。
ただでさえ難しい「業界問題」。
パニックにならないよう、自分なりの対策法考えておいてみてください。
では、今回はこのへんで。
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