設問に対応する与件文の見つけ方
こんばんは
レンナです
今日のテーマは事例1のコツですね。
よく言われることですが、
「組織的視点、人事的視点の解答になっているか」
解答に行き詰ったとき、思い浮かばないときには、
この視点から考えると、糸口が見えてきます
また、
「全部書ききるスピードで解いていくこと」
一つの問題に、時間をかけ過ぎないことが大切です
試験が始まったばかりですから、時間配分の意識を忘れずにいたいですね
さて、今日は去年の事例3、第2問設問1の解答プロセスについてお伝え致します
この設問は、与件文とどのようにリンクさせるかで解答が導けると思いますので、
ぜひ過去問を解いてから一緒に考えてください
第2問
Y社から迫られている生産設備および工程の移管計画は、現在具体的な協議が進められている。
設問1
この計画で最も大きな問題は、Y社から提示されている厳しい契約単価である。この計画でコストダウンを行い、利益を確保するために必要な具体的方法を120字以内で述べよ。
問われていること
1、生産設備と工程の移管について
2点聞かれていて、設問も2問あるので設問ごとで問われているかも
2、この移管計画でコストダウンする具体的方法
3、この移管計画で利益を確保する具体的方法
4、第2問は40点
そこそこ差が付く問題なのかな?
そんなことを考えながら設問文を読んで、与件文に戻ります。
戻るべき与件文は第9段落
なぜなら「この移管計画で最大の問題は、Y社から提示されている厳しい契約単価である。」
と、設問文と同じような言い回しが示されているからです
では、この計画でコストダウンを行う具体的方法、利益を確保するための具体的方法のヒントを、
この第9段落から探していきましょう
すると、さっそく、「材料の歩留まり率が悪い」とあります。
これは、コスト高の要因となるので、
私は、具体的な改善策として、設計品質を向上させて(第1問で自分が挙げた弱みを改善します)
歩留まり率を向上させコストダウンを図ること、
また、もうそのような改善策は行っているかもしれないので、
他に考えられることとして、
仕入れ先の精査で材料費そのものを下げる、と考えました
また、「現状の生産方法を続けるだけでは利益の確保が困難」ともあります。
ということは新しい生産方法の導入や、新しい何かを始めることで、利益を確保できそうです。
その新しいことに相当するのは第9段落のキーワード「製品設計変更なども含むVE提案」ですね
そんなふうに考えると、事例3がわかりやすくなりますよ
ファイトだ受験生、タキプロは燃える受験生とともにあります
==========================
皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪
==========================
えっ!?タキプロってメルマガも?ブログとは一味違う情報配信してます
気になる方はコチラ