事例Ⅰ すらすら解いて 波に乗る by のりぼー

事例Ⅰ

■はじめに

こんにちは!のりぼーです。
虫の音で季節の変化を感じる今日この頃…。なんて前置きはさておき、本日のテーマは事例Ⅰです。

組織の「構造・文化(風土)・人事」について、私が受験の際に使用した小まとめをご紹介します。
今さらですが、2次試験は文章で解答します。頻出用語を散りばめた「キーワード作文」を作ったことで、本番でのアウトプットがしやすくなりました。ご参考にしていただければうれしいです。
自分の言葉でよどみなく説明できるようになれば、すらすらと書けるはずです!

■組織の構造

組織を設計する際の5原則(略してセンケントウメイレイ)が軸です。
頻出の「部門」と「権限」は、自由自在に引き出せるようにしておきましょうね。

  • 専門部署を設置し分業化すると、業務の効率化・ノウハウの蓄積が図れる。また、役割分担権限・責任の所在を明確にすることで、環境の変化に素早く対応できる。経営資源の効率的活用と迅速な対応によって優位性を築く。
  • 部下は、一人の上司から命令を受けるのがよい。組織内の軋轢(コンフリクト)は生まれにくくなり、現場は混乱しない。
  • 上司は、統制のとれる範囲(深くならずフラットに)で部下を管理する(優先度 低)。
  • トップは、定型的意思決定を権限移譲し戦略的意思決定に専念する。そうすれば迅速な意思決定が可能で、素早く環境の変化に対応できる。

⇒以上により、○○な体制を整備する。

■組織の文化(風土)

組織の3要素(共通目的・貢献意欲・コミュニケーション)が軸です。

  • 目標に向かって社員が主体的に参画することで、社内の一体感は醸成される。具体的な参画の取り組みとして、朝会での理念の共有・浸透化、社内行事、提案制度の導入、などを行う。結果、社員の貢献意欲は向上する。
  • 権限の移譲や若手の登用を行い、社員のやる気(モラール)を高める。
  • タテヨコのコミュニケーションを活発にして部門内外の交流を促進する。具体的な取り組みとして、定期会議での情報共有、○○部門と△△部門の横断的な連携、などを行う。また、自社の経営資源でカバーできない点は外部との連携を探る。

⇒以上により、組織全体の活性化を図る。
※よく見落としていた外部との連携は、社内連携に関連付けて頭に入れました。

事例Ⅰはこれら組織の3要素に尽きるという方もいます。それほど大事だと言うことですね。

■組織の人事

「採用・配置・評価・報酬・能力開発」が軸です。

  • 新卒・中途・再雇用で、○○を担う人材を採用する。
  • ジョブローテーション(配置替え)で多様な視点を持つ人材を育成する。
  • 新たな仕組みには、それに見合った評価・報酬体系を取り入れる。その際は、透明性・公平性・納得性(3点セット)を考慮する。
  • OJT、Off-JT、ジョブローテーションを活用して、長期的視点で計画的な育成を図る。

⇒以上により、モラール向上を図り、人材力を強化する。

「ヒト」は、その他の経営資源「モノ・カネ・情報」をも生み出してくれる最強の資源だと思います。
だから事例Ⅰは楽しい?のです。

■おわりに

いかがでしたでしょうか?
これら3つに、「環境分析」「戦略」を加えた5つの観点で設問と対峙していました。

「さちのひも…」などの鉄板フレームワークを活用して、オリジナル作文を作ってみるのもいいと思います。ご自身に最もフィットするアプローチで事例Ⅰを攻略してくださいね。

聞かれたことに素直に答える
そう、合格者が口をそろえて言う全事例共通の金言です。
どうも真正面から解答できていないぞという方はこの言葉としっかり向き合ってくださいね。
この言葉を理解し実践できることが「開眼」なのだと、勝手に思っています。

1限目で勢いをつけて、合格をつかみ取りましょう!

次回はレブロンさんの登場です。
お楽しみに!

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