事例Ⅰは自分事として考える byワンタ
タキプロ12期のワンタです。
私の自己紹介は以前の記事をご覧ください。
ご覧になっている方の多くは3週間強に迫った2次試験に向けた追い込み真っ最中でしょう。
再現性を高められるよう、考え方や書き方の手順を確立しようと、色々工夫されている方も多いと思います。
また、勉強時間を確保しようと、色々工夫されている方も多いと思います。
ただ少し思い出して頂きたいのは、今勉強しているのは中小企業診断士になるための「実学」であるという事です。実地で使える事を想定している訳ですから、実社会にも勉強の種は幾つもあるはずです。
特に事例Ⅰは、身の回りに勉強の種が沢山あります。
事例Ⅰで問われるのは、企業戦略や人事・組織についてです。
なにがしかの組織に所属している多くの読者にとって、大なり小なり組織目標の策定に参画する事があるでしょう。その達成に向けた決起集会という名の飲み会に参加した事もあるかもしれません。後輩向けの教育メニューを作ったりするのも組織に所属していればこその経験です。
事例Ⅰ対策勉強の一環として、自分の所属している組織の戦略・目標や組織構成、施策等を改めてレビューしてみては如何でしょうか。
「ひのはほさ」(評価・能力開発・配置替え・報酬・採用)等と覚えて、網羅的・体系的に記載する様なノウハウも勿論大事ですが、新しい戦略目標をこの組織全体に浸透するためにはどんな施策を行ったらいいのか、達成に向けて、自分の部署とあの部署との連携は十分か、今後所属員にはどんな能力開発が求められていて、そのためには何をしたらいいのか等、「自分事」として考える癖があるのとないのでは、それなりに違いが出てくるのではないか、と思います。
業務に近いので、勤務中でも堂々と出来るでしょうし、組織の目標や施策を再確認する事で、思わぬ発見や気づきがあるかもしれません。
試験勉強とは飽くまで受かってナンボの勉強です。受かる為になるべく最短な道筋を進む方がいいです。
一方で、前述の通り、この試験は実地で使う事を想定した資格試験ですから、実地の状況に当て嵌めて考える、或いは実地の環境を資格が求める視点で評価し直すというのは、最短かどうかは別にして、ある意味資格が求めている王道なんだと思います。万が一不合格になったとしても、所属組織に対する理解力、提案力を身に付ける事は、どこぞのおっさんが安酒を飲みながらこぼす会社の愚痴よりも、遥かに建設的だと思います。
この記事が、ラストスパートに向けて、少しでも参考になれば、幸いです。
試験迄後少し。体調にはくれぐれも気を付けて、頑張って下さい!
次回はこまさんの登場です。
お楽しみに!
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