8〜10月が忙しい2次試験初学者のための、過去問を解かない事例Ⅱ対策法 byカルー
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期のカルーと申します。
今回のテーマは事例Ⅱです。1次試験の合格発表以降、なかなかまとまった時間がとれなかった私が実践した、「過去問を解く」のではない勉強方法をご紹介します。既に2次試験の日がかなり近づいていますが、事例Ⅱに関して手応えがない、でもじっくり演習している時間もない、といった方にはぜひ参考にしていただけると幸いです。
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■はじめに
私のプロフィールは以下の通りです。8〜10月にかけて社労士の事務指定講習(診断士の実務補習のような、登録に必要な講習)や、他の資格試験があったため、時間を測って過去問を解き、答え合わせをして…といった通常の対策ではおそらく間に合わない状況でした。
名前:カルー
年代/性別:20代/男性
職種:人材サービス業の勤務社労士
受験歴:1次 1回、2次 1回
勉強方法:1次 独学(少しTBC通信)、2次 独学(少しTBC通信)
得意科目:1次 中小企業経営・中小企業政策、財務・会計、2次 事例Ⅳ
過去の記事
「初学者でも高得点が狙える?中小企業経営・中小企業政策」
「財務・会計の学習で大活躍したテキスト以外のモノ」
「1次試験では「途中退出」をフル活用しよう!」
私と同じように、試験対策に満足な時間が取れない方もいらっしゃるのではないかと思います。以下で、机に向かったり、ペンを持ったりすることなくできる2次試験の対策方法を記載します。
■過去の高得点者の解答をひたすらインプット
他の事例にも言えることですが、2次試験の設問で問われているパターンや必要な知識はそれほど多くありません。
5,6年分の過去問をご覧いただければわかるかと思うのですが、SWOT分析、3C分析、コミュニケーション戦略、販路開拓、企業間連携…実にたくさんの論点が、複数回出題されています。
これらの設問に対し、自分なりの型を身につけ、与件を読まずともある程度の解答が作成できるようになれば占めたものです。そこから与件に合わせて解答を微修正していけるようになれば、合格点が見えてきます。
具体的には、「令和3年 事例Ⅱ」「令和2年 事例Ⅱ」などと検索し、高得点の方が書いた解答やその根拠を読み、自分の中でも納得できるものの暗記を続けました。そうすることで、「コミュニケーション戦略について問われたら…」「販路開拓について問われたら…」というように、自分の型を作っていきました。
こういったサイトでは、解説の中で、2次試験頻出の考え方・切り口(ex.)差別化、高付加価値化、だなどこ、さちのひもけぶかいねこ)を紹介してくれているケースもよくあります。
■「2次試験用」基礎知識を耳からインプット
上のブロックで「自分の中でも納得できるものの暗記を続ける」と書きましたが、基礎知識がないことにはそれもかなわないかと思います。
そこで、私が並行して実践していたのが、「2次試験用」の基礎知識のインプット。
1次試験の「企業経営理論」は、社会保険労務士の知識と学生時代に学んだ知識(経営学科卒)でかろうじて乗り切ったため、全範囲には触れられておらず、事例Ⅱの学習開始時点では不安がありました。しかし、上でも述べたように2次試験に必要な知識は限られています。2次試験用に基礎知識をインプットすることで、十分対応が可能です!
1次試験に引き続き、YouTube「ダンシ君のサブノート_中小企業診断士合格Channel」の「ねずちゃんが答える」シリーズには大変お世話になりました。
スキマ時間を見つけてはとにかくこちらの動画を再生し、スマホのメモ帳アプリにも転記し、目でも耳でも覚えられる体制を確立しました。
ちなみに、同じ意味の言葉が2種類ある場合、使い分けができると解答の文字数調整に役立ちます。(ex.)愛顧⇄ロイヤルティ)
■おわりに
高得点者の解答や基礎知識を、目からも耳からもインプットし続ける。頭の中で反芻し、可能であれば声にも出してみる。上記を繰り返していると、引き出しが増えていき、だんだんと自力で解答を作成できるようになっていきます。私は、80分の時間制限の中で問題を解くのは2次試験当日が初めてでしたが、なんとか合格点を取ることができました。
2次試験は、決して「まとまった時間を確保しないとクリアできない試験」ではありません!時間がない方も、諦めずに頑張ってみてください!!
次回は、きき さんの登場です。
お楽しみに!
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