日常生活からの事例Ⅱ by N
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■はじめに
皆様こんにちは。Nと申します。今回は事例Ⅱについての内容ですが、試験勉強だけでみると特に変わったことはしていないように思います。ただ合格後の今思うと、日常生活の中で無意識的に行っていたことが、意外に合格の後押しになったのではと感じています。万能ノウハウというわけではありませんが、何かの参考になればと思います。
■試験勉強について
私の事例Ⅱ勉強法はいたってスタンダードなもので、下記のような流れで行っていました。
①過去問を解く
②「ふぞろいな答案分析」を用いて採点
③解答に足りていなかった視点の確認、キーワードの暗記
④解答例を書いたり読んだりして暗記
特に重視していたのは③の太字の部分です。
他ブログやふぞろいでも言われていますが、重要なのはいかに多面的な解答をするかということかと思います。
特に過去問の解き始めの時期は解答の幅が狭くなりがちですので、どのタイプの問題に、どのような視点から解答すべきかという点をしっかり押さえておくと、解答作成の骨子が定まりやすくなると思います。
■やっぱり「ダナドコ」だよね
もう聞きすぎてうんざりかもしれませんが、「ダナドコ」は常に意識するようにしていました。
ちなみに「ダナドコ」って何?という方は下記ブログ等参考にしていただけるとよく理解できるかと思います。
上でも少し書きましたが、解答の骨子が固まる⇒安定した解答作成につながると考えます。ほとんどの方がお仕事をしながらの勉強となるので、まずパターン化を行うことは、時間節約の意味でも非常に有益と考えます。
■日常生活で活かされたこと
ようやくか、と思われるかもしれませんが、ここから私が日常生活の中で行ったことで役立った(かもしれない)ことを記します。
①人に伝わりやすい文章を書く癖をつける
2次試験の勉強を始めたころから無意識的にやっていたのですが、会社で提案資料、メール等様々な文章作成を行う際に、5W1Hがはっきりした、伝わりやすい文章の作成はより意識するようになりました。仕事の中で文章作成練習をしていたようなものですので、まとまった試験勉強時間がなかなか取れない中、2次試験の解答文章作成能力向上に非常に重要だったのではないかと思います(多分)。
②日常的にSTP分析する
私の本業が製品開発だからかもしれませんが、普段の生活の中で目にする様々な商品について、「これはどのような人に向けられて作られたんだろう?」「このメーカーはどんな戦略で商品を出しているんだろう?」等ということをぼんやりと考えていました。2次試験では自分の中にある思い、考えを反映させることはご法度なので、そのまま上記の経験が活かされたわけではありませんが、解答作成時の適切なターゲット設定から、自社の強みを活かした戦略を策定する際の流れがスムーズになった(気がします)。
■おわりに
現在外部コンサルの実務従事を受けて診断士登録を目指していますが、事例Ⅱの勉強で学んだことはそのまま使えることが多いと感じました。
そのため深く勉強すればそれだけ力にはなると思いますが、どうしても試験勉強にかけられる時間には差があると思いますので、そこは各個人でやり方を変えていけば良いのではと思います。
次回は、えが さんの登場です。
お楽しみに!
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