事例Ⅱでポエムを書かないために by Yuki
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■はじめに
皆さん、こんにちは!
タキプロ15期の Yuki です!
ゴールデンウィーク真っ只中!皆さん楽しんでますかー?勉強してますか?
今回のブログは、事例Ⅱの施策の大外ししない書き方についてです!
事例Ⅱの施策、何を書いたらいいか迷ったことありませんか?
逆に「マーケティングは得意だから事例Ⅱは任せとけ!」というタイプでしょうか?
そう、2次試験で特に注意した方がいいのは後者、仕事柄自信がある分野の事例です。
そんな方が陥りやすい罠、またその回避方法について、頭の片隅に入れて置いて欲しいことをお伝えできればと思います!
■自分の知識・経験の引き出しを開かない
事例Ⅰ~Ⅲに共通しますが、手堅く合格点を取るためには、自分の仕事の知識・経験の引き出しを開かないことが大事と私は考えていました。
事例への向き合い方は人によって大きく異なります。1事例1事例、会社の経営診断をするつもりで臨むべきだという人もいますが、私はどちらかというとその反対に近い考え方で臨んでいました。
というのも、これは実際の経営診断ではなく採点基準のある試験です。色んな受験生の答案を読みましたが、自らの仕事に関連する豊富な知識や経験に基づいたポエム寄りな答案は当たれば高得点・外せば足切りの博打だと感じました。
試験の目的は、高得点を取ることでは無く、合格することです。そこで施策に関しては、1次試験の知識と与件文に基づいて導き出せる内容を書く問題だと完全に割り切りました。私自身の知識や経験から基づくアドバイスをする問題では無いというマインドで臨んでます。意識的に自分の知識・経験を引き出しから引っ張って来ないように、そこに蓋をした状態で臨みました。
■事例Ⅱの施策のインプット
事例Ⅰ~Ⅲを通して施策に関する設問は出てきますが、個人的に最初何を書いていいか一番わからなかったのが事例Ⅱの施策です。
実際、事例Ⅱの解答で書くべき施策内容は1次試験の範囲ではほとんど直接学びません(少なくとも私がスタディングで学んだ範囲では)。
事例Ⅱの施策に関しては、過去問をやってふぞろいを読みながら「こういう場合はこういう施策を書くのか」と知識をインプットしていく必要があります。そんなに数は多くなく、おきまりのパターンのようなものもあるので過去問をやっていれば覚えられると思います。
事例Ⅱの施策パターンの一例
- 地域の他業種と協業/連携。共同開発。(地域の他店の情報が与件文に出てきたら、とりあえずマーク。)
- 自社の弱みは他社協業で補う
- SNS、BBS、アンケート、HP、ブログ、クーポン、チラシ、ポイント
(突飛な施策ではなくベタな施策を必要な時に引き出せるようインプットしておく)
もっと沢山パターンはありますが、そのようなパターンを新たに2次試験用の自分の知識の引き出しにストックしていくことが重要です!
■コミュニケーション戦略
昨今どんどん重要性を増してきているのが「コミュニケーション戦略」。これは今年も絶対に押さえておきたい点の1つです。
ここでも注意なのが、基本的には過去にキーワード・キーフレーズになっているお決まりの施策を押さえておくことです。
事例Ⅱの施策は、ともすると本当に何でも書けそうになります。ただ忘れてはいけない、これは採点基準がある試験です。
例えば私は、SNSを使ったデジタルマーケティングに関する知識・経験は比較的ある方なので事例Ⅱの施策は色々と思いつきますが、それを書いて独りよがりのポエムと判断された場合点数が伸びないので、特に意識して自分の知識・経験の引き出しを徹底的に閉めていました。
どの事例でもそうですが、豊富な知識や経験がある人ほど施策は注意して書いた方がいいと思います。
1次試験の知識、与件文、2次試験の過去のキーワード。これらをベースに解答を作成すれば、ずば抜けて高得点にはならなくとも大外しはしないはずです。
下記は、自分自身が事例Ⅱの勉強をする中でメモしていたワードの一部です。
コミュニケーション戦略のキーワード/フレーズ 一例
- 双方向コミュニケーション(情報発信だけでは無く、顧客ニーズ収集など両方が大事)
- 顧客のニーズ収集→新商品開発に反映(よく出るお決まりパターン)
- 効果)愛顧向上、関係性強化
- 「見学させる、体験させる、交流する」
実際のビジネスでは各企業の置かれている状況に対してコミュニケーション戦略も無限大にありますが、試験上はお決まりの手堅い施策を書いておくことが大外しをしないコツです。
■おわりに
皆さんが今までの仕事の中で培ってきた経験や知識は、中小企業診断士試験に合格した後にきっと活きてきます!
少し先の話になりますが、中小企業診断士として独立する際に大事と言われるのが「中小企業診断士×〇〇」と言われています。
中小企業診断士の資格と自分の得意分野の掛け合わせです。
その時まで大切な自分の経験はそっとしまっておいて、試験には割り切って望むのが合格までの近道の1つです。
次回は、エニスカイ さんの登場です。
お楽しみに!
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