解答文はそれらしく書ける…の次のステップ byたひ

事例Ⅱ

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■はじめに

たひです。
事例Ⅱは、令和4年59点、令和5年54点でした。
今振り返るとかなり要注意の綱渡りだったな…と反省です。

ということで、「もし私がまた2次を受けるならここを強化しよう」と思うポイントを書いてみました。

■基本の解答テクニック

これができれば50点は取れるだろう、というテクニックです。私は「一発合格まとめシート」の解法を参考にしていました。

  1. 問題文から、求められていることと前提条件をマークする。
  2. 与件文から、SWOT・3C・使えそうな経営資源を色分けマークする。
  3. 解答しやすいかと得点で優先順位をつける。
    (ここまで開始20分くらい)
  4. 「だなどこ」に該当するものを与件文からを書き出す。
    お決まりワード(固定客化、双方向、関係性強化…など)を思い出して書く。
  5. 与件文にはない「どのように」は、一次知識や中小企業白書の実例の記憶からアイデア出しする。
  6. 解答文の要素を組み立てる。
  7. 残り時間40~35分までに、解答文の書き出しに着手する。

これはテクニックなので、練習すれば時間内に与件に沿ったような解答文は書けるようになります。
ここが解答に使う言葉だな?みたいな当たりも付けられるようになります。

でも、60点は超えません!!

他でうっかり60点未満だらけになってしまったら終わりです。

■60点を超えるためには

ではどうすべきだったのか。
令和5年の再現答案と予備校等の模範解答を見比べてみたところ、下記3点に気付きました。

  • 「どのように」に強み・コアコンピタンスを書き込めていない
  • 顧客について問われた設問の解答顧客と他の設問の顧客がずれている
  • 「効果」がお決まりワードどまりで「どのように」からの具体的なつながりが書けてない。

つまり、この逆が時間内にできるトレーニングを重ねればよいのではないでしょうか?

「強み・コアコンピタンスを使っているか」「顧客はぶれていないか」チェック

先に書いたテクニックの流れのなかで、解答文書き出し前に

  1. 「どのように」に強み・コアコンピタンスが入っているか
  2. 3Cを問われた設問で解答した顧客をそのほかの設問でもターゲットにしているか

のチェックを入れて解答トレーニングし、習慣づける。

「どのように」が「効果」に至る過程を短時間で書けるようになる

例えば

 売上維持
  ↑
 競合への流出減少
  ↑
 顧客満足度向上
  ↑
 買い替え障壁解決
  ↑
 用具の交換可能、成長に合わせた提案
  ↑
 サブスクリプション

みたいな、施策が「効果」へ至るまでを、具体的に5~6段階くらいに分解したフローを書くと、お決まりワードの「効果」で終わらずに済むのでは?と思います。
ここだけ切り出して、隙間時間に取り組む毎日のトレーニングにもできそう?

模試を受ける

私は、過去問をひたすら解いて「ふぞろいな合格答案」と見比べるという独学勉強法だったので、問題も解答も覚えてしまっていました。
初見の問題に自分の勉強法が通用するのかは確かめておいた方がよかったかもなあ、と今なら思います。

■おわりに

「時間内にとにかく書く」ができるようになった次のステップとして、お役に立ちましたら幸いです。

次回は、ざわ さんの登場です。 

お楽しみに! 

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