【事例Ⅱ】過去問演習後は学びをメモする!(実際のメモのおまけ付) byしゅうすけ
タキプロ15期のしゅうすけと申します。
今回は、2次試験の過去問を解いて自己採点をするときに
わたしがしていた復習用ノートへのメモについて書かせていただきます。
またおまけとして、その実際のメモを3つピックアップしてみました。
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目次
■はじめに
今回で5回目のブログとなります。
1回目は運営管理、2回目は経済学・経済政策の副読本を紹介し、
3回目では事例Ⅳの勉強方法や当日の試験の向き合い方について、
4回目では1次試験の最終期にヤマカンを張りながら勉強していたことを
書かせていただきました。
1次試験が終わって2週間ほどが経ちました。
1次試験を通過されて、もうすでに過去問演習に入られている方もいらっしゃるかと思うのですが、
去年の今の時期のわたしは、初年度生、かつ(2次試験は)独学だったので
2次試験の参考書がようやく一式揃って、『全知識』『全ノウハウ』を読み終わって
はじめて過去問を解いてみたくらいのころでした。
その時の勉強方法について、1つのやり方として参考になればと思い
書かせていただきます。
■過去問演習のときにしていたこと
独学生だったわたしは、まずは『全知識』『全ノウハウ』を読み
使えそうなフレームワークや考え方、Tipsをノートにまとめて
復習用ノートとしていつでも見返せるようにしました。
1次試験終了後、『全知識』『全ノウハウ』を読んで
事例Ⅰ〜Ⅲの過去問に取り組み始めました。
(事例Ⅳは、参考書での問題演習がメインでした。詳しくはこちらの記事)
過去問は80分の時間内で解くようにしていました。
解いたあとは、『ふぞろい』を活用して自己採点をしていました。
自己採点をして終わるのではなく
今後もその事例で使えそうなところや次回以降の回答の際に気をつけたいポイント、
反省点を、その復習用ノートにまとめるようにしていました。
次の過去問の演習時に、その復習用ノートを見返してから問題を解きはじめたり
最終期はファイナルペーパーとしても活用したりしていました。
今回は、その復習用ノートから、事例Ⅱの過去問を取り組んだ中で
わたしがメモしていた学びを3つ共有させていただければと思います。
こちらのメモがみなさまのお役にも立ち
事例Ⅱの点数積み上げにすこしでも貢献できるととても嬉しく思います。
■メモ① 「3C」は「自社」の「弱み」を忘れずに!
事例Ⅱの第1問は、SWOT分析か3C分析で
課題企業の内部環境・外部環境を問われます。
SWOTで問われると、必ず自社の弱み(Weakness)を書くことになるのですが、
3Cで問われると、わたしは自社(Company)で強みしか書かず
弱みを書くことを忘れがちになっていました。
そこで復習用ノートに、以下をメモしていました。
3Cの自社(Company)で強み(Strength)だけを書きがちだが
弱み(Weakness)を忘れずに書く!
与件文とその後の設問次第かと思うのですが、
わたしは、強みが2〜3個・弱みが1〜2個のバランスで
書くようにしていました。
■メモ② 「だなどこ」の「だれに」は4つの軸で考える!
事例Ⅱの助言問題を解く際に使うフレームワークに「だなどこ」があることは
みなさんご存知と思います。
わたしは事例Ⅱの過去問演習時に
「だなどこ」の「だれに」、すなわち「ターゲット」を書かずに
助言問題に答えてしまったことがありました。
また別の過去問では、ターゲットを規定する時に
やみくもに与件文(で線を引いたところ)を探してしまうこともありました。
その時に、参考書を見返して書いたメモが以下です。
「だなどこ」の「だれに」は4つの軸で考える!
デモグラフィック・ジオグラフィック・サイコグラフィック・行動変数
どんなニーズを持っているかも忘れずに!
それぞれの軸について、例を示してみました。
ターゲットの4つの軸+ニーズの例(令和元年度 事例Ⅱをベースに)
- ニーズ:
行事ごとの際にファッションと合ったネイルをしたい - サイコグラフィック(心理的):
デザインを重視する - ジオグラフィック(地理的):
商店街周辺の高級住宅街に住む - 行動変数:
貸衣装チェーンの予約会に頻繁に参加している - デモグラフィック(人口統計的):
30〜50代女性
この中で何を書くか書かないかの取捨選択や
書く順番や分量の優先順位付けは
提案する施策や効果に応じて決めるようにしました。
もしこちらのターゲットについて更に復習されたい方は
1次試験の企業経営理論のマーケティング論の
セグメンテーションーターゲティングーポジショニングを
復習してみてください。
■メモ③ 「だなどこ」の「効果」は深堀りしてみる!
わたしは「だなどこ」の「効果」もよく忘れてしまいがちでした。
またいざ書けてもパッと思いついたその場しのぎの効果しか書いてませんでした。
施策と効果がどのように結びつき、最終的に企業のどの課題を解決するのかを
より掘り下げて書く必要があることが、自己採点の中でわかりました。
そこで復習用ノートに以下を記載しました。
「効果」を書く。どの要素を書くかは掘り下げる!
実際どういうことが言いたいのかが分かりづらいと思うので、
どんな効果が考えられるかの具体例を作ってみました。
施策と効果の例(令和元年度 事例Ⅱをベースに)
- 「行事に合わせたデザイン・コーディネート提案(施策)」により、
「顧客満足度が向上(効果①)」する。 - 「顧客満足度が向上」することで、
「顧客愛顧・ロイヤリティが向上(効果②)」する。 - 「顧客愛顧・ロイヤリティが向上」することで、
「リピート化・固定客化(効果③)」する。 - 「リピート化・固定客化」することで、
「売上が安定・向上」(効果④)する。 - (以下略)
もっと細かく効果を書くこともできると思いますし、
このあと効果を長く連ねることもできると思います。
(効果のつながりの順も、問題によって前後する場合もあると思います。)
なので、この中で何を書くか書かないかの取捨選択は
設問で求められている企業の課題に応じて決めるようにしました。
とはいえ、この上記の効果の流れ(満足度→ロイヤリティ→リピート→売上)は
わたしの鉄板のフレームワークとして、回答作成の際によく使っていました。
■おわりに
以上、過去問演習の際の自己採点後の復習用ノートへのメモの記載と、
事例Ⅱで実際にわたしが書いていたメモの内容3選をお送りしました。
次回は、TAKUさんの登場です。
お楽しみに!
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