事例Ⅱについて②
おはようございます。まゆげです。
先週に引き続き、事例2についてです。
以下、各問題において、まゆげだったらこう解いたかなといった感想をまとめてみました。何かのご参考になれば幸いです。
(ちなみに、受験校の解答速報は一切見ていません。また解答を示すものではなく、個人の感想を書いています。ご了承ください)
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第1問
問われているのは、「B社が小規模企業でありながら存続できた理由」なので、過去の強みを中心に解答を組み立てる問題になると思います。また、機械化した後も味が変わらず顧客を維持できたことも触れられるとよいと思いました。
第2問
問われているのは、「パッケージをどのように工夫すべきか」なので、B社の新商品の特長を示すとよいと思います。さらに、地域ブランドの価値向上と農産物の質の高さを訴求といった2つの切り口を意識して解答を組み立てるとまとまるかなと思いました。
第3問設問1
データを分析する問題だったので、昨年の事例3を思い出された方も多かったと思います。昨年の事例3は、データを読み解かなくても与件文から解答を組み立てられる問題でした。しかし、本問は読み解かないと解けません。問われているのは、「かまぼこカテゴリーで、イベント開催とPOP掲出が当年8月のB社販売実績に与えた影響をどう評価するか」なので、最後の表を中心に分析をする問題になると思われます。競合関係についても触れないといけないので、競合から顧客を奪った旨を、数値を根拠に書けるといいのかと思いました。
第3問設問2
問われているのは、「Yスーパーの水産練物担当バイヤーの立場から見たとき」の評価です。3つの表から分析をする必要があるのかと思いました。こちらも数値を根拠に書く必要がありますね。
第3問を通していえることですが、データを読み解くこと自体はそれほど難しくありません。しかし、限られた時間で文章に落とし込むのに苦戦された方は、結構いらっしゃったのかなと思いました。
データを分析する出題傾向は、しばらく続くのかもしれませんねぇ。先週も書きましたが、診断実務では必須の技術なので、ちゃんと身につけましょう♪
第4問設問1
問われているのは、「水産練物のインターネット販売が開始された場合の利益確保上の注意点」になります。この問題は根拠となる情報が少ないため、受験生の解答がみんなバラバラになると思いました。まゆげだったら、間違いなく時間をかけずに部分点を狙いに行きます。インターネット販売と店頭販売の両方について、売上向上と費用削減の観点で解答を組み立てて、内容はなるべく予件文から飛躍しなければOKかと思いました。
第4問設問2
問われているのは、「どのようなコミュニケーション戦略あるいはセールス・プロモーション戦略が有効と思われるか」になります。水産練物製造販売業の事例において、設問中にオンラインだのオフラインだの、IT業界のオッサンみたいな用語が出ており、個人的にはちょっと違和感がありました。要するに、インターネット以外の工夫により、インターネット販売へ誘導するような取り組みを答えて欲しいのかなと思いました。機会に対して強みを活用する戦略を考えつつ、ドメインの要素である「誰に」、「何を」を意識しました。提案系の問題ですが、設問1よりは情報があるので、解答はバラバラにならないかなと思いました。
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さて、いかがだったでしょうか。
少しでも受験生の皆様のお役に立つことができたら、まゆげは小躍りして喜びます。
では良い週末をお過ごしください。
最後にタキプロからのお知らせです。
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◇持ち物: 名刺
◇内容: 立食形式。タキプロメンバーによる診断士活用事例プレゼンテーションを開催!交流を深めるゲームも行います!
※懇親会も予定しています。皆さんお誘い合わせの上、ご参加ください。
皆さんのご参加をお待ちしております
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