【事例II】マーケティング基本戦略を5分でおさらいします。
こんにちは。月曜お昼のびっくるです。
いよいよ明日は1次試験の合格発表日
自己採点ですでに結果が分かっている方がほとんどだと思いますが
だめだったと思っていた人に、合格の神様がほほえんでくれるかも・・・
きちんと合格発表日にホームページをチェックしておきましょう。
さて、今日からのテーマは「事例II (マーケティング・流通)攻略法」です。
今週1週間、各メンバーからとっておきの事例II攻略法をお伝えします。
私、びっくるがお伝えすることは
『事例II攻略は、基本戦略をしっかり理解すること』です。
既に事例問題に毎日たくさん取りかかっている方も多いと思いますが
各基本戦略について、きちんと理解していますか?
とりあえず事例問題対策をはじめてしまっていませんか?
ここではそのおさらいも含めて、事例IIに必要な基本戦略をご紹介致します。
3C
「Customer」 顧客分析。どの事業分野にどんな顧客ニーズがあるのか?
「Company」 自社分析。自社の強み・弱み、経営資源は何かを分析
「Competitor」 競合分析。相手がどのような戦略を取っているのかを分析
※最近では、Co-operater(協力者)も入れて4Cとすることもあります。
マーケティングの4Pと4C
自社の製品・ソリューションの販売を拡大するため、4つを組み合わせて展開することが重要です。
4Pは自社側(売る側)からみた視点、4Cは顧客側(買う側)からみた視点です。
※最近はこれにブランドが入ることも多いです。
「Product」←→「Customer Value」
製品、サービス、品質、デザイン等で他社と差別化し、顧客の買いたいと思う価値に
適合させる
「Price」←→「Cost」
販売価格、値引き、支払条件等を検討し、顧客の納得できる価格で販売する
「Place」←→「Channel」
販売方法、立地、販売チャネル、輸送、品揃え等を工夫し、
顧客の買いやすい場所で買いやすいときに販売する
「Promotion」←→「Communication」
広告宣伝、パブリシティ、口コミ等を活用し
顧客と双方向のコミュニケーションを行いながら販売する
アンゾフの成長戦略
ご存じ、こちらの表です。事例の企業が今後進むべき戦略は
どれにあたるのかを理解することで問題の方向性が定まります。
ポーターの競争戦略
事例企業がおかれている他社との競争状態の中で、どこからの力が強く、
どのような脅威があるのかを分析する際に必要となります。
以上、事例IIで用いる代表的な経営戦略をご紹介致しました。
ぜーんぶ理解していますか?
1次試験の時は覚えていたけど、結構忘れてしまっていませんでしたか?
事例IIではこれらの戦略と、現状分析の基本となるSWOT分析を用いて
事例企業の「強みを機会に注ぐ」提案を行うことができれば
合格点は見えてきます。
そのためにも、事例演習の際はしっかりとこれらの戦略を意識して取りかかるようにしてください。
最初のうちは1事例をやりきるのにもどうしても時間がかかってしまいますが、
「基本戦略をしっかりとマスターすることが一貫性のある解答作りに役立つ」と自分を信じて頑張ってください。
そうそう・・・・
先週まであった実務補習を振り返ると
診断報告書に言葉としては記載していませんでしたが、
「4P+ブランド」だったよな。。 とか 「市場浸透戦略」だったよな と
思える部分がたくさんありました。
実際の企業診断の場でも基本的なフレームワークとして使用しますので
受験勉強の中でしっかりと頭に入れておいてくださいね。
では、また来週~。
==========================
皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪
==========================
えっ!?タキプロってメルマガも?ブログとは一味違う情報配信してます
気になる方はコチラ
SECRET: 0
PASS:
いつも拝見させていただいております。
Placeの対が「Cost」になっていますが、
正しくは「Channel」かと。
SECRET: 0
PASS:
>ジギーさん
ご指摘ありがとうございます!
確かにPlaceの対になるのはChanneですね。
訂正しました。
今後ともタキプロブログを宜しくお願い致します。l