事例Ⅱの当日の体験~nao

こんにちは、なおです。

昨年の事例Ⅱではドキドキした経験をしました。

設問1から助言を聞かれて驚いたと言われていますが、私は「設問で聞かれたことを与件から解答をする」と思っていたので、助言から始まったのは全く気になりませんでした。

私が迷ったのは、第1問 設問2で、”サービス業”を何にするかです。設問1で小さい子供がいたので過去問から幾つかの解答案は出てきましたが、“サービス業”でないのを書かないようにしないとと思い、迷いました。

また、私は設問順に解いていくことが多いのですが、このサービス業を決められなかったために、第2問を先に解きました。

そして設問2に戻って迷っている時に、ふと時計を見ると12:40でした。その時に思ったのは、「12:40?この事例の終わる時間は何時だっただろうか?まだ3問の解答を書いてないから、終了は13:20だっただろうか?」と思いました。

 

私は、過去の試験前の金曜日も残業をしていました。会社に出てしまうと帰宅が遅くなる可能性が高いので、昨年は3日前から有休をとりました。10月は忙しくて事例をあまり解けなかったので、この3日間は第2次試験と同じ時間割で勉強をしました。また、事例の間の30分の休憩時間も事例Ⅳの過去問を解くという勉強をせざるをえませんでした(2次試験は暗記ではないので、直前は頭を休ませた方が良いとの意見が多く、それは同感です。私は昨年の10月は勉強ができず、事例Ⅳの不安を払拭する方を優先しました。)

 

試験時間を経験で覚えることをしていたにも関わらず、12:40の時間を見た時に事例Ⅱが何時に終わるのかが直ぐにはわかりませんでした。

 

私は解答手順で、事例が始まる時に開始時間と終了時間を最初にメモしていました。メモを見ると終了時間は13:00と書いてあり、とても驚きました。解答が3問残っているのに、残り時間は20分。とても驚いて、解答を書き始めました。途中で、間に合わないかも、終わりの合図がなるかもと思うと、緊張しました。

しかし、良かったのは、試験前の演習で同じ状況があったことです。時間がないという時に、緊張で文字が書きづらくなりました(それまでそのようなことはなかったので驚きました)。このため、このような状況になっても「緊張したら、書くことができなくなり、間に合わなくなる。絶対に身体をコントロールする必要がある。」と想定していました。このおかげで、少しコントロールができました。それでも本番の試験です。間に合わないかもしれないという気持ちから、心臓の鼓動がずっと続きました。なんとか3問書き終わって、少ししたら、終了の合図がなりました。

解答用紙を集める時と休憩時間もドキドキがとまりませんでした。

 

今、思うと、その時に20分で埋められたのは、

①通常の書く時間の配分として妥当であった(書く時間を約40分取っており、半分解き終わって残り20分は通常通りであった)が、解く順番がいつもと違い、焦った、

②通常の解答手順は行っており、解答のメモ書きなどをしていた、

③毎日の要約で10分で100文字を書けるようになっていた、

などの理由があったと思います。

 

また、この事例の成績で面白いことに気づきました。私は結局、第1問はリスク回避で漠然とした解答で、模範解答や合格者の解答からは、うまく書けていませんでした。しかし、第2問は整合性があり、結果はA判定でした。

また、同期で本人も仲間も第1問の解答は間違えてしまったねという方も第2問は妥当な解答内容で、合格しました。

つまり、もし試験中に大きく間違えたと思ったとしてもまだ合格の可能性はあります。40点以下にならなければ足切りではないですが、当日に大きく外したと思うと気になるものです。しかし、気持ちの切り替えは大事だと実感しました。

 

当日にどんなハプニングがあって持ち直す気持ちをもっていただければと思います。

         

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