事例Ⅱで惑わされないために/じゅん
こんにちは、じゅんです。既に1次試験から3週間ほどが経ちましたが、改めて、今回1次試験を受けられたみなさん、本当におつかれさまでした!自己採点の結果、一喜一憂があると思いますが、どのような結果にせよ、合格の為に二次試験は基本的には避けて通れません。ただし、以前のブログ記事でも申し上げている通り、決して勉強時間に比例して成績が伸びていくような性質の試験でもないため、これから、試験の特性や解法を着実に身に着けていけば、少ない勉強時間でも、合格可能性を上げていくことが可能です。残り約2ヶ月、健康第一で頑張っていきましょう。
今回取り上げる事例Ⅱは、他事例に比べると、普段の私たちの生活にも関連するような題材が用いられることも多いため、比較的頭の中でイメージしやすい事例ではないでしょうか。それゆえ、与件文の内容から外れた回答も浮かびやすく、またそれもそれほど間違いでは無いように感じる、いやらしい事例でもあります。そのような事故を防ぐため、どの事例にも共通する、与件文に使用されている用語の利用・設問に問われている事を答える、といった基本的なルール以外に、私なりに事例Ⅱを解く際に意識していた点をお伝えします。
「売上・顧客満足度向上」といったゴールへの結びつきを考える
事例に出てくる企業は、当たり前ですが何らかの悩みを持っています。ということは、全ての事例に共通して、試験上はその悩みを解決した結果、何かしらの良い現象がその企業に起こることを求められています。マーケティングを謳っている事例Ⅱでは、結果的に、売上向上や、顧客満足度向上といった現象(=回答)が導き出される可能性が高いです。もし、課題の解決案や助言内容に迷った際、もちろん完全に因果関係が間違っていると得点にはなりませんが、しっかりと与件文や設問に沿い、ある程度の論理構成が伴った回答であれば、半ば強引にでもこれらの結論につなげることで、完全には回答を否定できないため、部分点は貰える確率が上がると考えられます。特に、施策を述べよ、助言せよ、といった人によって、回答の方向性が分かれがちな設問に関して有効です。
あっと驚くようなビジネスモデルが生まれたら、注意
冒頭で述べたように、事例Ⅱを解いていると、時折、突拍子もないアイデアが下りてくることがあります。環境変化の激しい昨今、リーンスタートアップや新規ビジネスモデル構築の考え方が流行る中、そのアイデアに飛びつきたい気持ちも分かりますが(私も飛びつきがち。。。)、事例Ⅱの世界では、誰もが思いつかないような素晴らしいアイデアは、容赦なく×を付けられます。そのアイデアは現実世界で披露するためにとっておき、与件文に書いてあるキーワードを使って、誰もが思いつくような、単純な回答を作成する事を心がけましょう。普通すぎる、これで本当に点が取れるのか?くらいの回答で、問題ないです。
お読み頂きありがとうございました。これから、2次試験の勉強を進めていく中で、自己学習と共に、タキプロの勉強会やセミナー、Web勉強会なども是非活用してご自分の勉強スタイルを確立して頂ければと思います。
明日は、10期東京「ワッキー」さんの登場です。お楽しみに!
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