事例Ⅱにおけるターゲットの決め方 by こま
読者の皆様、こんにちは。
タキプロ12期のこまです。
自己紹介はこちら。
2次試験対策は順調に進んでいますか。
約3週間後にはいよいよ2次試験ですね。
今はまだ試験対策が順調でない方でも、これからの期間で巻き返しが可能です。
ご自身の苦手分野を重点的に復習し、試験当日に「これだけやってきたのだから大丈夫」という自信を持てるようにしてください。
最後の最後まで努力し続けましょう。
■事例Ⅱにおけるターゲットの決め方
さて、本日は事例Ⅱについてのお話です。
事例Ⅱで重要となるのは、施策のターゲットを外さないことです。
どんなに良い効果がある施策を提案しても、ターゲットがずれていると得点に結び付きません。
私自身も予備校の答練や模試で何度もターゲットを間違えて、低い点数を取っていました。
「この解答を次の設問でしていれば、得点が取れたのに…」「ターゲットを間違えて、1つの設問がほぼ0点…」なんてことも一度や二度ではありませんでした。
そこで、私は以下のようにターゲットを決めることにしました。
①ターゲット候補にマーキング
②各設問に①でマーキングしたターゲット候補を当てはめる
このやり方を試したところ、ターゲットを外すことが減少しました。
それぞれについて具体的に説明していきます。
■①ターゲット候補にマーキング
与件文の読解時にターゲット候補に〇印を付けていきます。
具体的には、以下でお話しする「事例を解く際の流れ」の「4 与件文読解」でターゲット候補に〇印を付けます。
事例を解く際の流れ
1 受験番号記入
2 与件文の最初と最後の段落を読む
3 設問解釈
4 与件文読解(ここでターゲット候補に〇印を付けます)
5 解答が書けそうな設問から骨子作成
6 解答が書けそうな設問から解答記入
7 5と6を繰り返す
ここで重要なのは、ターゲット候補を全て挙げることです。
そのため、ターゲット候補にするかどうか悩んだら〇印を付けておきましょう。
また、ターゲット候補には「デモ、ジオ、サイコ」の特徴があります。
・デモグラフィック(人口動態的属性):年齢、性別、家族構成
・ジオグラフィック(地理的属性):居住地(県内、県外、海外)
・サイコグラフィック(心理的属性):ライフスタイル、好み、価値観
これらの特徴も踏まえ、少しでも悩んだら〇印を付けておくことをおすすめします。
■②各設問に①でマーキングしたターゲット候補を当てはめる
次に、各設問に①でマーキングしたターゲット候補を当てはめます。
ここで大切なことは、設問で何を聞かれているかを正確に理解することです。
設問で聞かれていることを理解したら、そこに合致するターゲット候補を選びます。
このとき①でマーキングしたターゲット候補に漏れがあると、そもそも適切な解答にたどり着けません。
したがって、①で行うマーキングでは、ターゲット候補にするかどうか悩んだら、とりあえず〇印を付けておきましょう。
さて、ここまで読んで「ターゲット候補は出せても、各設問への当てはめが難しいんだ!」という方もいるでしょう(昔の私もそうでした)。
そんな方には「B社の強みと機会に注目してください」とお伝えしたいです。
なぜなら、よくある事例Ⅱのストーリーが、B社の強みと機会を活かして、売上向上を図るというものだからです。
きっと与件文の中にターゲット候補に訴求できるB社の強みや機会が書かれています。
そのため、ターゲット候補の絞り込みができたら、次は施策に活用できるB社の強みや機会はないかを再確認してみましょう。
きっと問題作成者が示しているヒントがあるはずです。
以上のように、私は事例Ⅱにおけるターゲット選定をしていました。
①ターゲット候補にマーキング
②各設問に①でマーキングしたターゲット候補を当てはめる
これら2点を「ターゲット選定がなかなかうまくいかない」という方は試してみてはいかがでしょうか。
■おわりに
いかがでしたでしょうか?
本日は「事例Ⅱ」で大切となるターゲットの決め方について書いてきました。
参考になる部分がありましたら、活用してみてください。
これからの季節は体調管理も重要となってきます。
試験当日まで気を抜かず、健康第一で勉強を続けてください。
試験当日を万全のコンディションで迎えましょう。
次回はいまさきさんの登場です。
お楽しみに!
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