型で攻略する事例Ⅲ byべーやん
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期のべーやんと申します。
口述試験対策セミナー
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■はじめに
まず簡単に自己紹介です。
新卒で広告代理店に入社して17年。今年で40歳です。
マーケティング→プロデューサー→ビジネス開発と渡り歩いています。
中小企業診断士の試験を受けるまで、実務で事例Ⅲのような生産管理に触れる機会は皆無でした。
最初はイメージがつかずとっつきにくい印象がありましたが、
過去問練習を進めたあるタイミングで、回答の「型」のようなものに気づき、
二次試験のどの科目よりも安定して得点を獲得できるようになりました。
そんな私が、どんな感じで試験対策をしたら、どんな感じだったたのか。
という、体験談をお伝えできればと思います。
■事例Ⅲの前提
回答の大前提ですが、事例Ⅲの対象企業はメーカーです。
歴史と技術に裏付けされたなにかしらの”強み”を持っており、
この強みを活かして、現状の課題を解決していきたい。というのが主なお題になります。
すなわち、
・~~~という問題が発生している。課題と改善策は?
というお題に対して、生産管理(生産計画管理/生産工程管理)の視点で回答していくことになります。
■回答の型
設問分がそれぞれのどちらを聞いているのか?をイメージしながら
それぞれに対応した与件文のヒントを探して、それに対応した対策と合わせて回答する。
というのがセオリーになります。
≪生産計画管理の場合≫
課題:月次の生産計画で余剰在庫⇒対策:生産計画の短サイクル化
ex.生産計画の短サイクル化により、余剰在庫を削減する。
課題:特定の工程の負荷が高い⇒対策:ラインバランシング、多能工化
ex.ボトルネック工程のラインバランシングにより、生産効率を向上させる
≪生産工程管理の場合≫
課題:作業員の技能にばらつき⇒対策:OJT、作業マニュアル化、標準化
ex.OJTにより、新人の技能の習熟を図る
課題:設備故障で稼働率があがらない⇒対策:計画的な設備保全計画の策定
⇒計画的な保全計画により、設備故障を削減、稼働率を高める。
このような形で過去練習を通じて、回答の型を作ることで、
機械的に安定して得点を稼ぐことができるようになります。
■おわりに
以上、事例Ⅲはある程度、課題に対する対応策は決まっています。
強みを活かして、現状の課題を解決していきたい。という前提と、
生産管理(生産計画管理/生産工程管理)のどちらを聞かれているのか?という視点を忘れなければ、
安定して得点を稼ぐことができると思います。
残り少しですが、みなさまラストスパート頑張ってください!
次回は、ペグライト さんの登場です。
お楽しみに!
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最後に読者の皆さんにお知らせです。
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