事例Ⅲは「国語」の試験 by ざわ

事例Ⅲ

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■はじめに

今回の記事では、事例Ⅲ対策について書かせていただきます。

事例Ⅲというと、お仕事で製造業に関わっていないような方は苦手意識をお持ちの場合もあると思います。

私もそうでした。過去問演習を始めた当初は、問題文を読んでも「何を言っているのかわからない」状態でした。

事例Ⅰや事例Ⅱは身近に感じるので読みやすいし書きやすいと思うのですが、事例Ⅲは、全く書く手が進みませんでした。

※読みやすいし書きやすいからと言って点数が取れるわけではないのがこの試験の難しいところですが。。。

そんな私も令和5年度の試験では66点と合格に貢献できる点数を獲得できました。

今回は私が2年間の事例Ⅲの学習で役に立ったと思えることをお伝えできればと思います。

■意味段落は大事

事例Ⅲの特徴としては、与件文に意味段落が明示されていることが挙げられます。

ここでいう「意味段落」は、令和5年度でいうところの【企業概要】【生産の現状】【新規事業】です。

つまり、この年の与件文では、

企業概要について、1〜4段落、
生産の現状について、5〜12段落、
新規事業について、13〜15段落

で書かれているということです。

第1〜5問の設問では、それぞれ問われているテーマが異なるわけですが、企業の概要(内部外部環境)についての設問であれば、【企業概要】から、生産面の課題解決であれば【生産の現状】から、今後の成長戦略について問われているのであれば【新規事業】から素直に解答しましょう。

特に生産管理の問題の解答は、【生産の現状】の中に、解答要素は全てあるというイメージで問題ないと思います。

■漏れなくダブりなく

いわゆるM.E.C.Eですが、この事例Ⅲにおいては特に重要です。

特に生産についての意味段落内の各形式段落には、問題製作者の伝えたい(=つまり、解答要素に使ってほしい)要素が散りばめられています。

生産管理の問題は通常2〜3問(IT含めて)ありますので、その中に漏れなくダブりなくそれらの解答要素が使われるように解答を構成してみましょう。

もし使っていない段落が見つかったら、その段落は本当に必要ないのか?チェックする必要があります。

■SWOTを生かした成長戦略を描く

過去問では多くの場合、第1問で内部環境、特に強みを問われます。第5問(=最終問題)で問われる今後の成長戦略ではそれを生かした方向性で解答しましょう。

また、設問内では問われていなくても「機会」が与件文内に書かれているのであれば、最終問題の設問意図に沿うことを前提として、強みと機会を掛け合わせて成長戦略を導けないか?考えましょう。

第1問から解くか、最終問題から解くかは人それぞれですが解答の骨子を書いた後は、そこに一貫性があるのかを意識する必要があります。

それが自分の頭の中でだけ繋がっているのではなく、誰が読んでも繋がりがわかるように書けているのか、日々の過去問演習でも意識することをおすすめします。

■初めての人は1冊くらい読んでおいても良いかも

事例Ⅲは、とてもロジカルな国語の問題です。

解答要素は、与件文に必ず含まれていて想像や知識で勝負する必要はありません。

でも、全く知識が無いのは不安という方には、こちらの本がおすすめです。

図解を交えてわかりやすく書いてくれているので、これ1冊しっかり読んでおけば充分です。

■まとめ

1次試験に合格してから2次試験の学習を始めたときは、事例Ⅲの取っ付きにくさに愕然としました。80分でも全然解答用紙が埋まらない、そんな状況のまま1回目の2次試験に挑戦して撃沈しました。

2年目には予備校に通い、今回書かせていただいた内容などを教えていただいたことで最終的には自信を持って試験本番に臨むことができました。

本番まであと3か月、ラストスパートの時期ですが、この記事が事例Ⅲ対策に悩んでいる方のお力になれば幸いです!

■おわりに

次回は、なー さんの登場です。 

お楽しみに! 

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