解答に行き詰ったときには・・・!
こんばんは
レンナです
今日のテーマは事例2の攻略法ですね
他の事例よりも苦手な方が少ない事例2で、1点でも多く点を稼ぐには、
キーワードをより多く解答に入れることです
与件文のキーワードだけではなく、設問文から考えられるキーワードも入れましょう
例えば、戦略について問われたなら、~戦略(地域密着型戦略や顧客関係性強化戦略など)と答える
マーケティングについて問われたなら、ターゲット+4Pのキーワードを入れて答える
そんなふうに、1次知識を活用してみてくださいね
では、ここからは、去年の事例3についての続きです
一度解いてみてから、読んでくださいね
一緒に事例3を考えましょう
第2問
Y社から迫られている生産設備および工程の移管計画は、現在具体的な協議が進められている。
設問2
この計画の実施によりC社の生産現場に混乱が予想される。予想される混乱の内容を(a)欄に60字以内で、またその対策を(b)欄に100字以内で、それぞれ述べよ。
問われていること
今日は(a)について考えます。
まずは、設問文の把握から。
といっても、この設問を読んでも、
計画(P)の実施(D)による混乱が設問(a)だから、残りのCとAを設問(b)で答えそうだな・・・
位しか、思いつきません。
そんなことを思いながら与件を読んでいきます
P、Dに関係する部分は、第7段落
ここでは、大きく3つの問題点が挙げられています
1.それぞれ専用設備にオペレーターが付く
→専用の設備ということで汎用性がない。オペレーターの「人」が必要。
設備は混乱しません。混乱するのは人です。
そうすると、「専用」設備だから特別な操作があって、
それにより人が混乱し、ミスをしてしまう可能性があることがわかります。
2.加工工数が多い
→これも、加工工数が多いということは、先工程のミスが後工程に影響する頻度が高まる
ことが予想できます。
3.高度な技術を要する
→「高度な」ということから、導入直後は失敗がありそうです。
以上から、混乱によるオペレーターの作業ミス、加工間違い、高度技術の作業ミスが
浮かびあがってきましたが、これだけでは弱い解答です
第7段落には、この工程移管の目的が「生産リードタイムを短縮すること:D、コストダウンを図ること:C」と
明確に示されています
そして、事例3といえばQCD困ったときにはQCD
事例3に限らず行き詰ったときには、おなじみの切り口で考えてみましょう
上記のミスは、DとCだけではなく、Qにも悪影響ですので
解答は以下のようにまとめました
内容は、混乱によるオペレーターの作業ミス、加工間違い、高度技術の作業ミスにより、品質低下、納期遅延、再製等で原価高である。
来週は(b)を一緒に考えましょう
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