事例3は「問題点の裏返し」から改善策を考えよう!
こんばんは
レンナです
残暑が厳しいですね
さて、今日のテーマは事例3の攻略法ですね
先週のブログにも書きましたが、困ったときにはQCDだと思います
何を求められているのか、どんな切り口で対応すればいいのかわからなかったら、
とりあえずQCDで検討する
これは、私が恩師に教わったことの一つです
実際に去年の本試験時にも役立ちましたよ
では、ここからは、去年の事例3の解答プロセスの続きです
一度去年の過去問を解いてみてから、読んでください
私も完全にわかっている訳ではないので、こんな感じで合格するんだという目安にしてくださいね
一緒に事例3を考えましょう
第2問
Y社から迫られている生産設備および工程の移管計画は、現在具体的な協議が進められている。
設問2
この計画の実施によりC社の生産現場に混乱が予想される。予想される混乱の内容を(a)欄に60字以内で、またその対策を(b)欄に100字以内で、それぞれ述べよ。
問われていること
今日は(b)について考えます。
私は(a)を、以下のように答えました。
内容は、混乱によるオペレーターの作業ミス、加工間違い、高度技術の作業ミスにより、品質低下、納期遅延、再製等で原価高である。
また、(a)の根拠は以下の第7段落と考えていました。
1.それぞれ専用設備にオペレーターが付く
→専用の設備ということで汎用性がない。オペレーターの「人」が必要。
設備は混乱しません。混乱するのは人です。
そうすると、「専用」設備だから特別な操作があって、
それにより人が混乱し、ミスをしてしまう可能性があることがわかります。
2.加工工数が多い
→これも、加工工数が多いということは、先工程のミスが後工程に影響する頻度が高まる
ことが予想できます。
3.高度な技術を要する
→「高度な」ということから、導入直後は失敗がありそうです。
ということは、
加工毎の専用設備にオペレーターが付いていますから、労務費もかかってそうですね。
そして、加工工数が多く、高度な作業なので、ミス等による不良品も多そうですね。
問題点の裏返しが、あるべき姿。
改善策は、そこに至るプロセス!
この問題は、強みも絡めて考えられちゃいます。
C社の強みの「生産設備の改良・改善技術」を活かして、
専用設備を改良して、加工工数を少なくするように工程の組み換えをし、
オペレーターを再配置し直せばいいのではないか(問題点の裏返し)、と考えました
そのために必要なのは、加工工程作業の標準化・マニュアル化(プロセス)です
また、Y社の生産技術者の指導を受けられるので、
ぜひ「高度な技術を要する」作業を指導して頂いて、技術力向上につなげたい(プロセス)
ですよね
そんな考えから、解答は以下のようになりました
対策は、①組立工程の工程組み換えとオペレーターの再配置で効率性向上、②加工工程作業の標準化・マニュアル化、③Y社生産技術者による技術指導で技術力向上させ、高品質化、納期・原価を厳守化し、収益向上を図る。
来週は、私が当日一番よくわからなかった
第3問です
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