診断士:2次試験事例3 特徴を把握しよう vol.5
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こんにちは。水曜日はノー残業デーです。
久しぶりに家族孝行したいと思っています。
勢い系ストイック診断士 @タキプロです。
昨日 に続き、事例Ⅲの特徴について、お伝えいたします。
事例Ⅲの特徴
特徴③:受注生産の企業が問われる。
⇒でも、21年は一部見込生産があった。。
通常、事例Ⅲは、受注生産の企業が採用されます。
え
昨年は違ったじゃないかと。。。
そうなんです。昨年は、ちょっと今までと傾向が変わりました。
問われるレベルも、経営レベルではなくオペレーションレベルでした。。
又、配点も変でした。
第1問 10点
第2問 40点
第3問 40点
第4問 10点
何じゃこりゃ、、って感じでした。
でも、実は、この10点のところをどれだけ手堅くとっているかが、合否の分かれ目だったりするんですよ。
と、その点はおいておいて、
事例Ⅲはやっぱり、『受注生産』、です。
今年見込み生産だったらすみません。
理由は、見込み生産企業の重要課題は、需要予測となるため、生産でなく、マーケティングの事例になってしまいます。
生産の事例であれば、やはり『受注生産』です。
ちなみに、受注生産にはいくつかの問題のパターンがあります。
過去問でよーく研究してくださいね。
受注前に問題がある
営業の体制(見積もりの体制、試作品の作成段階等)
大手に依存(顧客開拓をしていない。する必要がない)
受注後に問題がある
コミュニケーションの問題(営業と開発、設計、工場がばらばら)
ボトルネック工程を放置(だめな工程に社長が手をつけれていない)
現場裁量で適当に生産している(ロスがでたり、仕上がりにバラつき)
工場の距離が離れてる(海外にあるなんてものもありました。)
納品後に問題
フォローができてない、できない(修理、修繕等が何らかの理由でできてません)
などです。
少なくとも、受注生産の生産手順は頭に叩き込んでおきましょう。
※昨年の事例のように、見込み生産が出る可能性も否定できませんので、見込み生産についても見ておいたほうが無難です。
そして、問題を解くときには、
事例企業を見て(与件を読んで)、現状のどこに問題があるのか、を正確に分析しましょう。
前回 お話しましたが、事例Ⅲでは、現状を正確に分析する能力が求められています。
現状の把握は、与件に『書いてあります』から、正確に把握できるようにしたいですね。
さて、受注生産に全く関係ない話に飛躍してしまいましたが、しっかりとした現状把握そして現状を踏まえた提案が必要な事例Ⅲでは、皆さんは決して与件から飛躍することなく、慎重な解答を心がけてください。
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